アタッチメント発達支援
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「アタッチメント発達支援」を実践した5つの事例
保育士/支援センター職員/中学校教諭/お母さん
まずは、アタッチメント発達支援を実践した現場の実例をお読みください。
支援者や、お母さんが何を思い、何をしたのか?子どもは、どう変わっていったのか、現場では何が起こったのか?
どの事例も、特別なことや難しいことは一切していません。日常の保育や支援、子育てのなかに、「アタッチメント発達支援」を取り入れた記録です。
「これでいいのか?」と悩む保育から、「あれをしてみよう!これもためしてみよう!」の保育に
発達が気になる園児Aくんのために、保育士としてなにかできないか?
園児のAくんは、多動性がつよく、あまり目を合わせてくれることもなく、こちらの指示が入りにくいなど、発達障害の特徴が見られました。
「Aくんへの保育は、他の園児とおなじでよいのか?」
「なにかしてあげられることはないだろうか?」
「親御さんには、このことを伝えたほうが良いのだろうか」
手あたり次第、本を読んでもピンとこない、いろいろやっても効果がみられない
Aくんとどう関わればよいのかわからないでいました。園の誰かに教えを乞おうと思っても、詳しい先生はいません。そこで、『自分が先に立って学び、伝え、知識を共有することで、園全体でAくんに同じようにかかわっていけるのではないか』と決意しました。
発達障害についての本を手当たり次第に読んで、レジュメにまとめ、そこに書かれていることを、できる限り実践してみました。しかし、どれもうまくいきません。
アタッチメント発達支援は、インクルーシブ保育に通じている
そんななか、たまたまインターネットを見ていて、日本アタッチメント育児協会の「アタッチメント発達支援アドバイザー講座」にたどりつきました。そこには『発達障がい児の保育や子育ては、健常児と基本的にはおなじ。それをより丁寧に、手をかけるだけ。そのためには、発達障がい児の特徴を知ることが大事だ』とありました。
障害の有無に関係なくその子らしさを尊重し、どの子も主体的に園生活を送れるように一人ひとりを大切にしようとする「インクルーシブ保育」を実践的に提案してくれていると直感的に思い、すぐに受講を決めました。
発達支援マッサージでAくんに大きな変化が!
これまで、Aくんには悪戦苦闘していました。おひるねの時間に布団に誘っても嫌がる、横になっても他が気になり遊びはじめてしまうという毎日でした。
そこで受講後にさっそく、学んだことを試してみました。まず「衝動抑制の乏しさ」が関係していると考え、衝動抑制スキル獲得のための取り組みとして提唱されていた「発達支援マッサージ」を、毎日おひるねの前に実践しました。
何日かすると、Aくんに明らかな変化がみられました。最初の反応は、Aくんに足のマッサージをしていたとき。発達障がい児は、強めの刺激やしっかりしたマッサージ、つまむ、はさむ、などの動きを好むと習っていました。それにならって、少ししっかり目に足の指をつまむマッサージをしていたときのこと。
Aくんが「アッ!」と足の指の感覚をはじめて知ったような反応をして、足の指を自分で見ようとしました。「足の指だね、おててもやってみる?」と声をかけ、反応を見ながら腕から手のひら、指、爪の先まで範囲を広げていきました。
発達の階段を、着実にのぼりはじめたAくんの大きな成長ぶり
Aくんは、だんだんマッサージされているうちに眠りについてくれることが多くなりました。さらにこれまで、どの保育士にも目を合わせることがなく、反応が薄かったAくんが、わたしの姿を見つけると、「アッ、センセイ~」と声をかけてきたり、膝に座ってきたり、体にふれてくれるようになりました。
変化は、それだけではありませんでした。園には、生後7か月のAくんの弟も通っています。この弟に「ぎゅ~ぎゅ~」といいながら足をマッサージしてあげたり、爪の先をつまんであげたり、お友だちに対しても、もみもみしてあげている姿がみられるようになりました。これまで、他者と関わることのなかったAくんにしたら、大きな成長です。
変わったのはAくんだけじゃない
さらに他の保育士とマッサージのやり方を共有することで、園全体で、他の発達が気になる子や、寝つきの良くない子にマッサージをすることを試みました。この取り組みによって、保育士の側の変化もみられました。寝かしつけが苦手な保育士が、マッサージの導入で、自分でもうまく寝かしつけられる自信がついたのです。
こうして、園全体でアタッチメントの大切さや発達障害そのものの知識が深まったことによって、保育の中で、できないことよりできることに目をむけることが増えてきました。
今後の展望
『子どもの生活時間のほぼすべてといえる遊びに、自然と発達支援につながるような運動や取り組みがあったら学びたい』といまは考えています。
気になる行動は、子どもの「中」だけではなく、子どもの「外」つまり、保育士の子どもの理解が十分でないために、保育の道筋がみえず、「気になる」という言葉を使っている場合もあると気づいたので、気になる子だけが気になるのではない、と伝えていける保育士でありたいと考えています。
発達障がいについて、本で読んでなんとなくは分かるけれど、実際に保育園ではどうしたらよいのか、悩んでいました。もっと、ちゃんと理解したいな。と思う気持ちは常にありました。
私が勤める園ではまだまだ古い考えの保育士がいらして、個性の強い子どももみんな同じ事をするように保育しています。“それで良いのかな?”という疑問がありました。 今回運動会に向けて、3 歳男児のS君の加配担当になったのをきっかけに、発達支援アドバイザーの講座を学ぶことにしました。
講座を受けたのをきっかけに、発達障がいについて自分なりに調べて、そして今回学んだスキルと照らし合わせる作業をしました。
S君について分かったことは、ADHD「混合して存在」しているのと、ASDな所もあります。彼の気持ちに寄り添い、短い言葉で伝えたり、絵カードで次の行働を伝えていくうちに、混乱はしつつも、出来ることは増えてきたように感じます。笑顔も増えました。運動会の練習では、S君自身の気持ちが落ち着けば、曲に反応して動けることが分かりました。
落ち着くためには講座で習ったアタッチメントトリートメントの効果は抜群でした。気持ちを理解してあげる事や、インリアルアプローチやスキンシップで、寄り添うことをしました。
こんな風に理論的な考え方に変化したことが、今回アタッチメント発達支援を学んだ意義でした。どのような環境の子どもでも、苦手があって、得意があって、優勢があって、劣勢があるのは変わらないということ。『アタッチメント発達支援』は得意や優勢を伸ばし、苦手や劣勢を軽減するという考え方。すべての子どもの発達にとって、良い影響をもたらすものなのだということ。
豊かなアタッチメントのもとに育てると、子どもの発達に良い影響を与える。健常児、障がい児、原則は同じである。発達障がい児の場合は特に手間をかけて取り組む必要があること。
アタッチメントを満たしてあげる事が最重要で、そうすることで情緒が安定し問題行動が減少する。社会スキルの獲得は格段に促進され、その結果、社会適応しやすくなる。
保育に当てはめると、納得することばかりです。
アタッチメント…本当に素晴らしいと思いました。
まだまだ勉強不足ですが、いろんな技法を読み返して頭に入れつつ、寄り添える保育士めざして発達支援に取り組んで参りたいと思います。
実際に学んだことを取り入れていく中で、職場でも共有していけたらと思っております。
私は、現在子ども家庭支援センターに勤務しており、午前中は子育て支援事業で講座、午後からは幼児以上を対象とした講座や学童保育事業に携わって4年目になります。
日々、気になる子どもを持つ保護者からの相談や、気になる子だけれど、気が付いていない又は認めたくないという状況の保護者への応対について悩むことが多くなりました。
私自身、子育て経験がないことや年齢も職場の中で一番下のため、自信を持って対応できるようになりたいと調べたときに「日本アタッチメント育児協会」にたどり着きました。気になる子どもたちへの支援において、自信を持って的確にできるように、また利用者にとって身近で安心できる職員になりたいと思い、受講を決めました。
今回、改めて発達障害について学び、アタッチメントの観点から発達支援を学ぶことができ、大変勉強になりました。
講師の先生がわかりやすく事例を用いてかみ砕いて解説してくださったので、私自身も様々な子どものケースを思い出しながらまた対応等も想像しながらその場で理解をしながら講座を受けることができました。
講座で習ったとおり、保護者とともに、その子どもにどんな特性があるのか、どんなことに育てにくさを感じているのか、言葉を引き出しながら言語化することを心掛けました。
保護者の頑張ってきたことを認め、保護者自身も自分を認めながら子育てをするその先に、子どもとの心の安定を図れることを実感しています。そうして言語化することで保護者自身もマインドセットを整えたり、変えるきっかけ作りになったようです。
今後は、アタッチメント発達支援アドバイザーとして、子どもたちにとって、甘えられる存在になること、ありのままを認めてくれる理解者となること、また利用者の息抜きの場所となるような環境づくりに努め、安心を与えられる人となっていきたいです。
現在、特別支援学級の担任として働いています。これまで担任をしていて、この子の態度は、障がいの特性なのか?性格的なものなのか?で迷う事がよくありました。性格的なことでとっている態度だとしたら、その行動を受け流してしまうのは、子供にとってよくないので、厳しく指導したり、口うるさくすることもありました。
『健常者と障がい者の区別をしない代わりに、障がい者にも、よくない態度【怠慢など】に関してダメなものはダメと厳しく指導するべき』と、思ってやってきました。厳しくすることが、彼らを平等に扱っていると思い込んで指導していました。
今回の講座で、問題行動のなかには、障がいによるものだけでなく、アタッチメント不足で起きる『愛着障害』というケースもあり、発達障害と特徴が類似する事を知りました。
今まで、生徒のわがまま発言や、衝動的な態度、暴力行為や、自傷行為などを、何となく『愛情不足?!』と感じていたものの、はっきりとしたことがわからず、何をどのように対応したら良いのかわからないでいました。ほめることや、コミュニケーションはできたとしても、抱っこやスキンシップまでは、学校で行うこと事ではないし、第三者が行なっても意味を持たないと思っていました。
この講習では、発達支援においては、特に、乳幼児期・幼児期のスキンシップが大切であること、また、その行為は、保護者(親)だけではなく、保育士や教員など第三者が行っても、効果があることがわかりました。
実際に、勤務先の中学校の支援学級に、衝動的になってしまう生徒がいます。 その生徒が、衝動的な行動を起こした時は、よく話を聞くことや、生徒が不安と感じていることは、なるべくさせず、作業の途中でも、本人がやれないと判断したら無理にやらせず、本人の意思を尊重するようにしました。
今まで、問題児あつかいされてきて、自尊感情が傷ついて苦しんでいる生徒には、心に寄り添った接し方をすること、その具体的な方法に確信が持てました。
また、体育や自立活動では、子どもたちの体の使い方などの改善のために、講座で習った「感覚統合」のワークを交えることで、子どもたちの未発達な感覚を刺激して、より感覚を高められることがわかりました。
将来は、インクルーシブを用いた、感覚統合を大切にした『遊びの教室』を開きたいと考えています。そのきっかけは、子どもが、発達障害と診断された母親から、習い事に通いたくても断られた話を聞いたことでした。
私も経験がありますが、親としては、子どもの発育・発達が気になり、そこに『育てにくさ』を感じると、もっと不安になってしまいます。そういう親御さんにとっての『支援者でもあり、指南役である』『安心を与えられる人』を目指したアドバイザーになっていきたいと思います。
私の息子は発達が少しゆっくりさんです。いわゆるグレーゾーンだと思います。“思います”というのは、まだ正式な診断名がでている訳ではなく、療育センターで行う小児科診察で「おそらくぶーちゃん(仮名)はこれくらいの位置だと思うよ」と言われたからです。
1歳半の頃、同じくらいの子を見て、できることよりも、できないことが目立ってしまう。私は発達障害の可能性について“考えてはやめて”、をずっと繰り返していました。「違っていてほしい」、「でもそうであるなら何かしたほうがいいのではないか」、毎日のように悩み、考え、泣いて過ごしました。
そんなときに、あるテレビドラマで、『オランダへようこそ』という詩を耳にしました。それを聞いて、自分がなぜこんなにも泣くのか、不安なのかが少しわかりました。
私は、“何もわからないのが”不安だったんだ。世の中に溢れている育児書やSNSに投稿される成長記録、母や祖母の育児経験談、そこら中に溢れんばかりの“普通の育児論”に我が子が当てはまらず、暗闇を手探りで進んでいたのです。そこで、まずは知ることからはじめました。
様々な本を読み、発達障害児について学んだり、対処法のようなものを読んだりしましたが、本の中で疑問に思うことがあっても誰かに聞くことはできず、あやふやなまま読み終えたものもありました。その後も発達障害について学べる機会を探し続け、今回「発達支援アドバイザー講座」にたどりつきました。
この講座を受けたことで自分にとって大きな変化がありました。講義の内容は、今の自分にとってだけでなく、これからの自分と成長していく息子にとって大切になるだろうというものでした。
それに増して1番の収穫だったのは、母親としての自分を落ち着かせてくれたある“言葉”です。それは講座の中で先生が何度か伝えてくれた言葉で、あの日から私の中で魔法のように唱えている言葉です。
「いいじゃん!それで!」
なんてことない言葉かもしれません。しかし、“普通”と比べるとゆっくりな息子、できないことも多くあります。そのせいなのか、同じ年の子と並んでも幼く見えることもあります。かわいい反面、まだわからない遠い未来の息子の姿を想像したとき、自分の心が段々と濁っていく気がします。そんなときに思い出すことにしています。
「いいじゃん!それで!」
幼くたっていいじゃない!かわいいかわいい!
フォークが上手く使えなくてもいいじゃない!手で器用に食べてくれてるし!
言葉が上手じゃなくてもいいじゃん!友達いるみたいだし!
この先も何度も何度も壁にぶつかるかもしれません。それでも、道は何通りにも広がっていることを彼に伝え、これから広がる彼の人生の助走を手伝っていきたいと思います。
それに加えて、同じような境遇にある方の支えになっていきたい。
当事者であるからこそわかる悩み、葛藤、自分の仕事や保育園、幼稚園問題、家族の問題、綺麗事では片付けられない部分に寄り添い、少しでも助けになっていけたらと思っています。
問題行動には、保育や育児のなかで改善できることも多い
では、わかりやすい問題行動の例とともに、具体的な子どもへの接し方や付き合い方をご紹介します。
“言うことをきかない”、“指示が入らない”、“聞いているのかわからない”、“目が合わない”、“話を聞かせようとすると暴れる”
発達障がいやグレーゾーンの園児に対して保育士がしばしば経験するこの問題行動。“接し方”を少し工夫するだけで、改善することがあります。
全員への一斉指示が入らない子には、一斉の対応ではなく、“個別の対応”が必要です。 “正面から”、“ゆっくり”アプローチして、“目線を合わせて”、“一~二語言葉”の“肯定文”で、 “いつも決まった”先生が指示する。こうした細かいところを、丁寧に行うことが改善につながります。
“多動”、“落ち着きがない”、“突然あばれる”
この問題行動も、発達障がいやグレーゾーンの子どもの特徴です。この“衝動性”を抑えるのに非常に効果があるのが「マッサージ」です。講座の中では、衝動を抑制する「発達支援マッサージ」を修得します。
これらは、一例にすぎませんが、すべて「アタッチメントのいとなみ」であることに気づきます。けっして特別なことでも、むずかしいことでもありません。「発達障がい」や「愛着障がい」、それに対応した「発達支援」は、そもそも「アタッチメント」と深い関わりがあります。
線引きや診断における「あいまいさ」が、ことを複雑にしていますが、アタッチメントの観点から解釈すれば、じつはとてもシンプルです。子どもにとって何が必要か、親御さんにどう伝えればよいか、といったこともみえてきます。
「アタッチメント発達支援」は、このアタッチメントの視点から発達支援に取り組む支援者のための講座です。
「6歳まで」は特に、“保育や子育て支援ができること”は、思った以上にたくさんある
「発達障がい」という言葉は、この10年で急速に浸透しました。それと同時に、その解釈や発達支援についての考え方、アプローチも、ずいぶん変わってきています。
ひと昔前は、『発達障がいは、遺伝子が関与する生得的(生まれつきの)障害であり、基本的には治るものではない』というのが常識でした。しかし、今では通説ではなくなってきています。
発達支援において、「6歳までの取り組み」には、大きな可能性がある。これが、いまの通説です。6歳までに、その子に合った適切な支援が受けられた場合、発達障がいにおける「生きにくさ」や「社会適応の難しさ」は、かなり軽減できます。
講座では、これについて脳科学からもアプローチします。そこでもやはり「3歳~6、7歳まで」が、重要な敏感期となります。中でも、この時期のアタッチメントのアプローチは、発達支援において、大きな効果が期待できます。
「保育・子育て支援の現場で、『発達支援』の視点が必要な時代になっています
本講座をリリースする以前から、臨床心理士や療育センター長、作業療法士などが多数、「ベビーマッサージ」や「あそび発達」を受講しています。これらをアタッチメントの営みとして、発達障がいの子どもたちへの取り組みとして活用してきました。この10年における彼ら、彼女らの現場での取り組みは、アタッチメントが発達障がい児の療育において、重要な役割を担うことを示しています。
たしかに、保育園には、いろんな子どもがいます。対応のむずかしい子や、発達が心配な子が多くなっているのは事実です。現場の保育士さんも、どう接していいかわからない思いを持っておられるかもしれません。お母さんの中にも、わが子に接していて、同じように感じている方がいるかもしれません。
だからこそ、保育士や子育て支援、あるいはお母さん自身が、「発達支援」の視点を手に入れる必要性が高まっています。
発達障がいなのか、健常児なのか、グレーゾーンなのか。そうした線引きに関係なく、子どもにとって適切な接し方をする。必要な環境を提供する。それによって、子どもの発達がすすんでいく。自信をもって保育ができる、安心して子育てができる。線引きや診断よりも、こうした現場における「対応」のほうが、はるかに重要です。
育児セラピストだからこそできる、身近な「発達支援」の試み
この「アタッチメント発達支援」を提供するのに、もっとも適しているのは、身近な子育て支援としての「育児セラピスト」です。もちろん、発達が気にかかる子のために、療育センターや発達支援センターといった専門の支援機関があります。しかし、そうした専門機関は、ハードルが高かったり、発達障がいの診断を受けた子どもが対象であったり、あるいは、定員が一杯であったりして、多くの親子にとって、縁遠いのが現状です。
診断名が付くまでではないけど、少し発達が気になる、多少の問題行動がある、というケースが、実際には圧倒的に多いのです。そうした方たちの行き場がない現状で、誰もが、身近に、手軽に、適切な発達支援が受けられることが、いま現場でもっとも求められていることの一つです。
わたしが「育児セラピスト」に、この「発達支援」を託したい理由は、まさにここにあります。身近な保育の現場や子育て支援において、手軽に「アタッチメント・発達支援」が受けられることは、非常に大きな意味があります。
子どもの発達を、身近で支え、指導する「発達支援」の役割は、これからの10年で、今以上に必要とされるようになります。だからこそ、本音を言えば、すべての育児セラピストに、この「アタッチメント発達支援」を学んでほしいと思っています。アタッチメントの新しい可能性を感じる方、その必要性を感じる方は、「アタッチメント発達支援」講座でお会いしましょう。
一般社団法人 日本アタッチメント育児協会
代表理事
講座について
アタッチメント発達支援アドバイザー養成講座のカリキュラムは「レクチャー(講義)」と「ワークショップ(実践ワーク)」で構成されています。同じ志のもとに、多種多様な人たちが会して、同じ場で学びます。同じ業界、同じような立場の人もいれば、全く違う業界や立場、年齢の方もみえます。そうした方々と講義を共に学び、ワークを共に取り組むことこそ、この講座でしか味わえない魅力です。
当協会のインストラクター資格講座が、通信講座を設定しない理由の一つは、人と人が集まって、互いに学ぶことの意義を、体験として感じることが重要だと考えるからです。講師も受講生も、多様な人たちと交流し、刺激しあうことで、学びは何十倍にも深まります。また、学ぶための時間を確保し、集中して学びきることができることもメリットです。
これは、現地会場でおこなう対面講座も、オンライン講座も同じです。「ライブ」で人と人とがつながりあう環境下でこそ、学びは最大限に深まると考えます。
レクチャー(講義)
この講座では、発達障がいや発達支援についての基礎知識と共に、子育て支援の現場で、日常的に接する「ちょっと発達が気になる子」や「発達が凸凹している子」あるいは「発達障がいの子」たちの特徴を知り、健常児とは少し違うその接し方を学び、そしてその子たちの発達を支援するような関わり方をする、あるいは、お母さんにそれを指導するための知識とスキルを学びます。
ワークショップ(実践ワーク)
2人組で行うペアワークや、数人のグループ単位で行うグループワークなど、講義内容を実践的に理解するためのワークショップを行います。ワークの相手は、同じ職業の人かもしれません。あるいは、異業種だけど、立場が同じかもしれません。反対に、全く違う業種、立場の人かもしれません。 あるいは、人生の大先輩であったり、同年代であったり、後輩かもしれません。いずれにしても、この講座だから出会えた人であり、互いを刺激し、あなたに学びを与えてくれる人となります。この講座での出会いが、人生の転機になったり、その後もずっと続く関係性に発展したりすることが頻繁に起こるのも、この講座ならではです。
こうして、 知識の習得(レクチャー)と、実体験(ワークショップ)を通して、発達支援における「身近なアドバイザー」としての知識とスキルを習得するのが『アタッチメント発達支援アドバイザー養成講座』です。
保育・看護・療育などの現場で活かされています
保育士・保育教諭など保育関係者
受講の動機
近年、グレーゾーンや発達障がい、愛着障がいと思われる子どもが多くなったと感じます。そうした子どもにどう関わったら良いのか、その親には、どう接すれば良いのか悩んでいました。また、発達障がいについて、きちんとした知識や理解がないままに、そうしたお子さんの保育を受け持って良いのか不安でした。
現場での活用
発達障がいについての体系的な理解が出来たこと、保育者にも、現場で出来ることがたくさんあることが分かったことで、子どもと接する不安が軽くなりました。発達障がいと一口に言っても、個々でみんな違いますが、この講座では、そうした子どもと接するための「基本的な方針」を学び、それに合わせた具体的なアクティビティや取り組みを習ったため、その子に合わせた発達を補う活動を保育の中に取り入れています。
これまで、発達障がいが疑われる子に対しても、保護者に対しても、診断してもらう事が大切と考えていました。しかし、健常児も含めて程度や症状はひとり一人が違い境界線もあいまいだという話を聞き、今は、診断してもらう事よりも一人ひとりに合った課題をみつけ、ケアしていく事を重視して、毎日の保育に取り組んでいます。確かに健常児や自分自身の中にも発達障がいにあるような要素や傾向があると思います。発達障がいは治す・直すものではなく、特性として理解し認めていくという事を職場でも伝えていけたらいいと思っています。
看護師など病院関係者
受講の動機
職場でグレーゾーンの子どもと接することは多いです。乳幼児の健診からはじめて来院し、何度か受診していると、早い段階から気になることもあります。そうした対応の難しさを感じるお子さんにも、発達の手助けをしてあげられるような対応が出来たらと考えています。
現場での活用
これまで、発達障がいの子どもの特徴を知らなかったために、上手く対応できずパニックにさせてしまったりしたことがありましたが、いくつかの注意点を知っておくだけで、そうした場面は減らせることがわかりました。それだけでなく、次に来院した時には、その子の年齢や発達の特徴に応じた対応を予習しておけば、その子とも、お母さんとも、より積極的な関わりを持ち関係性を深めることができます。これからは、産科や小児科の看護師にとって、こうした発達障がいに関する知識は、ますます必要になってくると感じています。
児童館職員、児童厚生員、障がい児相談支援専門員
受講の動機
発達支援に関わっているものの、言葉だけがとび込んできて、うまく説明できないし、どんな関わりをしていけば良いか分からないこともありました。
また、発達障がいという難しくデリケートな事柄についてどの様に学んだら良いか悩んでいる中で、アタッチメント理論に基づいた発達支援の方法を習得したいと考えました。
現場での活用
子どもは、それぞれに苦手なことが違っているので、その対応の仕方を理論立てて、知識として得ることが出来ました。また、発達障がいを切りわける必要はなく、(丁寧さは必要だが)健常児の育児そのものでいいことが分かり、支援に自信が湧きました。今までは障がいをもった子やその親へは、一歩引いた関わりをしていたところもありますが、同じ土俵にたって、障がいのあるなしに関わらず、支援者としてアドバイスができそうです。
「アタッチメント発達支援」Q&A
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A
発達支援は、療育の専門家だけの領域ではありません。乳幼児期の子どもについて言えば、むしろ、親御さんや、日常で毎日かかわっている保育士さんや子育て支援の方の方が、発達にあたえる影響力は大きいと言えます。
園児に対してだけでなく、その子の親御さんへの対応や導きという意味では、担任の保育士さんの関わりは、とくに重要です。
発達支援において実際にできることは、毎日の保育や子育てのなかにあります。その積み重ねが、発達における難しさを緩和し、社会スキルを育てます。専門機関の介入は、そうした積み重ねの結果を観察するマイルストーンのように考えてください。
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A
この講座では、「発達支援」を必要とする背景として、発達障害(自閉症スペクトラムを含む)と愛着障害についての基礎知識や両者の違いなどを学ぶことができます。そのうえで、発達支援として実際に何ができるか、その方法やメソッドを学びます。 「愛着障害」や「愛着障害児の支援」について、より専門的に学ぼうとおもわれるなら、アタッチメント心理カウンセラー講座をスキルアップとして検討してみてください。
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A
本については、どの本をお読みになられたのかによります。
もし一般書であれば、講座で得られる知識は、別次元のものだと言えます。
もし専門書や論文であれば、質問者さんがそれをどうのように理解したかによります。講座で学んだことが、まったく新しい知識として得られることもあるでしょう。ご自身の解釈を後押ししたり、アップデートすることになるかもしれません。
セミナーについては、講座との明らかな違いがあります。セミナーは知識の「入力」です。本講座は、「体験+実践の入口」です。知識の入力はそのための準備として機能しています。つまり、セミナーとは構造そのものが違います。
本講座は、発達支援の実践者に向けています。発達障がい児や発達が気になる子に対して、できうる有効かつ背景の確かなことを身につけ実践することが目的です。もし、お子さんが6歳未満なら、即実践されることをおすすめします。
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A
かつて発達障害は、固定化した障がいとして扱われてきました。そのため、一度出された診断が取り消されることはありませんでした。しかし、いまやそれは通説ではなくなってきています。発達障がい児も、かならず発達のベクトルをもっており、その子のペースで前に進むことがわかってきています。2~3歳時に自閉症スペクトラム障がいと診断された子どもが、5歳になってその症状が消えた、という事例は何例も報告されています。自閉症スペクトラム障害の中でも、軽度のアスペルガー症候群や高機能自閉症ではそのようなことがあります。
とはいえ、発達支援は“治す”ことも“直す”ことも目的にはしていません。その子の持っている特有の苦手や困難を、脳機能とアタッチメント形成の面から対応し、社会スキルとして身につけることを目的としています。その結果として、前述のようなことがあるのです。
先日、「発達が気になる子」というテーマで座談会を行いました。保育現場での話を動画でまとめていますのでご興味のある方はご覧ください。
実際に受講された方々の声
保育士
50代女性
アタッチメントの大切さを伝えて安心して子育てが出来るよう、母親や子どもに寄り添っていくことが大切だと学びました
受講前は発達障がいについて詳しく知ろう、支援の方法を学ぼう、という気持ちでいましたが、受講させていただく中で、その考えが変わってきました。診断・治療をするのではない、心配している母親の話を聴いてあげてアタッチメントの大切さを伝えて安心して子育てが出来るよう、母親や子どもに寄り添っていくことが大切だと学びました。 とくに心に残ったのは、健常児と発達障がい児において育て方に大きな違いはないということ。アタッチメントはどの子どもに対しても大切であるということが大きな学びとなりました。有意義な2日間の講座でした。ありがとうございました。
看護師
50代女性
親が取り組める内容が示されていて、とても分かりやすく良かったです
我が子が発達障がい(グレーゾーン)と小学生の頃に診断され、当時は相談先もわからず、途方にくれていました。スクールカウンセラーの方に話は聞いてもらえましたが、何をしたらこの子のためになるのか、具体的なことがわからず、又看護師という職業柄、療育を受ければ治っていくという期待を持っていたように思います。仕事上でも相談を受けることもあり、グレーゾーンの母親として、答えることはできても、具体的な支援まではお話できずにいました。今回受講させて頂き、自信を持ってお母様方にお話しできるのではないかと思います。親が取り組める内容が示されていて、とても分かりやすく良かったです。ありがとうございました。
その他の『アタッチメント・発達支援アドバイザー』受講者の声はこちら >>
年会費や資格の維持に、費用は一切かかりません
当協会では、資格の公益性を維持するためと、資格取得者の方が永続的に活動していただけるために、年会費や資格の維持に対する費用は、一切いただいておりません。また、受講後のフォローアップサービスに対しても、費用は頂戴しておりません。
また、資格を取得後、活動を休止していたり、受講から年数が経ってからでも、再度活動を始めていただけるように、一度取得された資格の講座については、再受講制度を設けており、知識のアップデートや復習をしていただくことができます。(再受講費用:税別32,000円(2日間講座))
資格取得後のアフターフォロー
日本アタッチメント育児協会では、受講後の活動に役立てていただくために3つのフォローをご用意しております。受講生の方なら、いずれのフォローも、会費や利用料金は無料で、利用期限もございません。
【1:学びを深めるフォロー】
受講後も学びを深め、教室運営をサポートする「受講生専用ポータルサイト」をご用意しております
アタッチメント・ライフは当協会で資格を取得された方のみがアクセスできる専用ポータルサイトで、受講生専用の相談窓口もご用意しております。
サイト内には、実際に教室を開講されている方の活動報告や動画、教室運営に役立つ情報や事例のほか、インストラクターとしての学びを深めるコンテンツやコラムなどがご覧いただけます。
また、教室を開くときに使用する生徒さん用テキストをダウンロードしたり、ベビーマッサージオイル等の教材や、教室の備品として重宝する協会公認の発達を促す知育玩具などをインストラクター価格にてご購入いただけます。
【2:知ってもらうフォロー】
資格取得後は認定インストラクターとして、みなさんの教室情報をご紹介する「認定インストラクター紹介サイト」をご利用いただけます
資格取得者の方とその教室情報を、認定インストラクター紹介サイトに掲載いたします。紹介ページの作成から掲載まで無料でご利用いただけます。
このサイトに掲載することで、各地域でベビーマッサージ等の教室を探しているお母さんに、みなさんの教室を見つけてもらうきっかけとなります。
また、当協会の公式ページ上でのご紹介ですので、インストラクターとしての信用も高まります。それによって、イベントでベビーマッサージ教室を開催したい企業や団体、あるいは常設でベビーマッサージ教室を開校したい文化教室や子育て支援などから、仕事の依頼をもらう機会にもつながります。
ホームページを持っていない方にとっては、ご自身のホームページとして、ホームページやブログを持っている人には、新たなサイトへの入り口としても活用いただけます。
【3:仲間との交流のフォロー】
インストラクター同士で、受講後もお互いにつながって、やり取りしたり、刺激し合ったり出来る「受講生専用コミュニケーションサイト」
同じ講座を受講された同期の方や、全国の先輩インストラクターに、SNSを通じて質問したり、交流したり、活動する上でのアドバイスをしあったり、刺激し合ったり、集ったりして、受講後もつながり続けることが出来ます。
また、担当講師や他の講師、あるいは、事務局スタッフもメンバーに入っておりますので、受講後でも質問したり、アドバイスをあおいだりすることが出来ます。
このサイトは、facebookやツイッターのように気軽に交流できるだけでなく、一般の方が閲覧することが出来ない当協会専用のクローズドサイトですので、安心して仲間内のやりとりができます。
この講座で学べること(カリキュラム)
子どもの発達と発達障がいにおける「知識」
アタッチメント理論と発達心理学を軸に、子どもの育ちと発達についての基礎知識を学びます。(育児セラピスト2級(前期課程)相当分)
そのうえで、発達障がいについての基礎知識やおさえていかなければならない学術理論や研究、そして発達障がいの現状を学びます。
根拠のもとに一貫性をもって体系づけられた「理論」
アタッチメントの文脈で発達障がいを解釈し、発達支援における可能性を検証します。そのうえで、発達支援におけるアプローチと背景を体系的に学び、支援プランを作成できるだけの理論を身につけます。
日常のアクティビティにおとしこんだ「メソッド」
その子の発達における苦手や問題の種類に対応した発達支援メソッドを学びます。成長過程である0~6歳の子どもの脳機能にはたらきかけて、発達を前にすすめ、問題行動を軽減するための、日常のアクティビティとそのやり方を学びます。
学びを現場で活用するためのワーク
ペアやグループで、講座で学んだことを、現場や家庭で、子どもに実践するワークをおこない、講座の次の日から活用できるようにします。
『アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクター養成講座』をご受講いただきますと、『育児セラピスト® 前期課程(2級)』が同時に修了できます
『育児セラピスト®』は、「お母さんたちの育児相談に根拠を持って対応するための育児の知識を学びたい」「お母さんたち自身の『不安定な心』に対処してあげたい」という声から生まれました。
当協会では、子育てに関わるインストラクターには『育児セラピスト』としての知識も一緒に身につけていただく必要があると考え、ベビーマッサージ、食育、ヨガ、あそび発達といったインストラクター養成講座に、『育児セラピスト前期課程(2級)』のカリキュラムを取り入れております。
そのため、本講座をご受講いただきますと申請のお手続きなく『育児セラピスト前期課程(2級)』を修了いただけます。
また、『育児セラピスト前期課程(2級)』を修了されますと、さらに高度な専門知識を学ぶ『育児セラピスト 後期課程(1級)』や『育児セラピスト シニアマスター』といったスキルアップ講座がご受講いただけるようになります。
受講費用
費用内訳 | 価格 |
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受講料 | 200,000円 |
認定試験料 | 10,000円 |
育児セラピスト前期課程(2級) 登録申請料 |
10,000円 |
受講費用 (税別) | 220,000円 |
消費税 (10%) | 22,000円 |
総受講料 | 242,000円 |
※ 試験の合格通知後に、資格認定申請していただきますと認定証が発行されます。
資格認定申請料 20,000円(税別)
育児セラピスト®前期課程(2級)を修了されている方はこちら >>
開催時間
1日目:10:00 – 17:30
2日目:10:00 – 17:30
※ 講座終了後に、講師へ質問していただく時間もございます。
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アタッチメント発達支援
アドバイザー養成講座
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申込受付中
2025年 3月22日(土) 3月23日(日) |
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2024年 9月21日(土) 9月22日(日) |
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【平日昼間コース:全4回10:00-13:30】 2024年 7月2日(火) 7月5日(金) 7月16日(火) 7月19日(金) |
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東京 | ||
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申込受付中
2024年 12月14日(土) 12月15日(日) |
東京都文京区 | |
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2024年 7月6日(土) 7月7日(日) |
東京都文京区 | 講座を申し込む |
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2023年 12月9日(土) 12月10日(日) |
東京都文京区 | 講座を申し込む |
大阪 | ||
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2022年 11月19日(土) 11月20日(日) |
大阪市淀川区 | 講座を申し込む |
受付終了
2022年 3月12日(土) 3月13日(日) |
大阪市淀川区 | 講座を申し込む |
受付終了
2021年 11月20日(土) 11月21日(日) |
大阪市淀川区 | 講座を申し込む |
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受付終了
2023年 1月21日(土) 1月22日(日) |
福岡市博多区 | 講座を申し込む |
受付終了
2022年 1月29日(土) 1月30日(日) (福岡会場はオンラインに切り替えになりました) |
福岡市博多区 | 講座を申し込む |
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基礎講座
Skill up course
保育士
40代女性
一人ひとりに合った課題をみつけ、ケアしていく事が大事
発達障がいに対する理解がかなり深まる事ができました。今日までは、発達障がいが疑われる子に対しても保護者に対しても診断してもらう事が大切かと思っていましたが、健常児も含めて程度や症状はひとり一人が違い境界線もあいまいだという話を聞き、確かに健常児や自分自身の中にも発達障がいにあるような要素や傾向があるなと思いました。なので、診断してもらう事よりも一人ひとりに合った課題をみつけ、ケアしていく事が大事なんだと思いました。発達障がいは治す・直すものではなく、特性として理解し認めていくという事を職場でも伝えていけたらいいなと思いました。