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アタッチメントが「子育てのあたりまえ」になることを目指して

協会について

わたくしどもは、2007年から「アタッチメント」を、子育て支援の現場の専門職の方々やお母さまがたへ伝えてまいりました。

「アタッチメント」は、イギリスの心理学者ジョン・ボウルビーによって提唱された専門用語です。一般的には「愛着」とか「絆」と訳されます。

ボウルビーは、3歳までの子どもの育ちに注目しました。それが人格を築く種だと考えたからです。そして、アタッチメントは、子どもの性格(パーソナリティ)を形づくり、思考やコミュニケーションの基(もと)となるものだと結論付けました。

わたくしどもは、この考えに基づき、乳幼児期のアタッチメント形成を、理論と実践の両面から指南してまいりました。

はじまりは、たくさんの親子と接する専門職の方々に伝えることでした

設立当初、この思いにもっとも共感してくれたのは、保育士、看護師、助産師、子育て支援関係者などの専門職の方々でした。

彼女たち(彼ら)は、アタッチメントの重要性に気づいてはいたものの、それをどう伝えればよいのか、わからないでいました。そして『育児セラピスト講座』に、その答えを見出しました。

さらに、アタッチメント形成のための日常のいとなみとして「ベビーマッサージ」を提唱すると、彼女たち(彼ら)は、さっそく子育て支援の現場で取り入れ、しだいに草の根的に広がりました。これが、『アタッチメント・ベビーマッサージ講座』でした。

その後、この共感の波は、大学教育にまで波及します。

保育士養成、看護師・助産師養成の大学カリキュラムにも導入されています

2009年より、『育児セラピスト』と、『アタッチメント・ベビーマッサージ』は、保育士養成校である淑徳大学短期大学部のカリキュラムへ導入され、選択必修科目として2単位が認められるようになりました。さらに2013年には、『育児セラピスト』と『アタッチメント・ヨガ(マタニティ・ベビーヨガ)』が、看護師・助産師養成校である宝塚大学 助産学専攻科にも導入されました。さらに、2020年には、短期大学部に続いて4年制の淑徳大学 教育学部 こども教育学科、2023年には東京家政大学 子ども支援学部 子ども支援学科でも導入を果たしました。

こうして、保育士資格や看護師・助産師資格におけるプラスアルファの資格として広く認知されるようになりました。

全国で9000人を超えるインストラクターが活躍しています

いまでは資格取得者の数は、9000人を超え(2023年現在)、専門職だけでなく、子育て真っ最中のママやパパ、孫育てのおばあちゃん、さらには、ママタレントやパパタレント、元アスリートママにまで広がりを見せています。

いまでは、ベビーマッサージは、子どもが生まれたら習いたいことのナンバーワンにあがるようになり、地域の子育て支援のメイン事業となっています。それを通して、アタッチメントは、多くの方々に知られるようになりました。