「1:発達心理学・医学・社会学の話題」の記事一覧

問題行動の原因は、発達障害だけじゃない!

「なぜそれをするのか?」によってわかる 発達障害なのか? 愛着障害なのか? 今回は、発達支援アドバイザー講座の受講を検討されている方からのお悩みに、わたしがお返事したときの内容をシェアしたいと思います。同じように悩まれて・・・

自己肯定感は、心の機能です

先日、タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんの子育て観が、東洋経済オンラインのeducation特集で取り上げられていました。そのインタビュー記事の中で「実は“自己肯定感”という言葉は好きではないんです」と語って・・・

「正しいことを、“ただしく”やる」、「当たり前のことを、“あたりまえに”やる」のが、これからの子育てのあり方

今年の全国大会でリリースするスキルアップ講座「アタッチメント・ペアレンティング」の製作が、最終段階に入ってきました。  こうして講座としてまとめる過程で、じつに様々な分野が「アタッチメント」に着目するようになったことに気・・・

これからの子どもたちは、 答えのない世界を生きる

「無理ゲー社会」(橘 玲著)という本を読んだ。ベストセラーらしい。 “ きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム ( 無理ゲー ) をたった一人で攻略しなければならない・・・

アタッチメントを学べる学校をつくりたい

「“アタッチメント”で子育てを変える」 これまで私たちは、そう信じて歩んできました。今年で協会設立15年。これまでに8,305人の方々がアタッチメントを学んでくれました。大学カリキュラムに導入され社会的信用を得ました。タ・・・

子どもの「だっこ~」にもいろいろある

『さいきん、子どもが「抱っこ」ばかりせがんでくる。そのくせ気に入らなくて嫌がったり、終わりがなかったりしてたいへん』 子どもが2歳をすぎたころ、親のだれもが通る道です。抱っこしてしまうと、ほかのことが何もできない、体力に・・・

発達障がい児の子育てでも、やっぱりアタッチメント

個性が平らな子と、個性が強い子 わたしは、ヒトの発達を、こんな風にとらえています。人はだれも何らかの発達障がいをかかえて生きている。そもそも凸凹があるのが人間。 健常児は、どのことも平らにできる子、発達障がい児は、得意な・・・

コロナがつきつけた 人生のテーマ

コロナがつきつけた人生のテーマ コロナ禍は、わたしたちに“何かをつきつけてきた” “withコロナ”が、さけばれるようになった今、こんなことを考えます。 あたりまえが、そうではなくなり、それは続いた 新型コロナウイルスを・・・

コロナ禍のみえない精神リスク(2)

コロナ禍のみえない精神リスク(2) 前回の「コロナ禍のみえない精神リスク(1)」はこちらから≫ 大事なのは、モヤっとしたら、処理すること 前回は、コロナ禍は、われわれの想像以上に、心にストレスをかけ続けている。そうしたス・・・

コロナ禍のみえない精神リスク(1)

コロナ禍のみえない精神リスク(1) この日常は、あたり前なの? 街にでる。道行く人は、みんなマスクをして歩いている。 朝テレビをつける。情報番組では、今日の感染者は〇人と報道している。 みているこちらも、「今日は何人?」・・・

育て方が悪いのか、育てにくい子なのか

育て方が悪いのか、育てにくい子なのか 発達障害と愛着障害 最近、わが子の発達について心配するお母さんの声をよく聞きます。また、発達障害に関する一般書籍も、よく目にするようになりました。 2005年に施行された発達障害者支・・・

アタッチメント、これからの10年 にむけて変わりゆくもの

アタッチメント、これからの10年にむけて変わりゆくもの アタッチメント理論から半世紀を経て、変わらないものと変わったもの ボウルビーがアタッチメント理論を発表して半世紀。今でもアタッチメント理論は、なんら色あせることはあ・・・

イクボス応援します

イクボスって、知ってますか? 先日、日経DUALというネットマガジンを読んでいて、「イクボス」という言葉を知りました。と言っても、何のことかわからなかったのでネットで調べてみると、ファザリングジャパンが2014年からイク・・・

会ったことはないけど、人生に影響を与えた二人の師

目次 1.27年ぶりにイギリスの母校を訪ねて 2.会ったことはないけど、人生に影響を与えた二人の師 会ったことはないけど、人生に影響を与えた二人の師 イギリスへのゆかり ジークムント・フロイト ジョン・ボウルビィ 今回の・・・

27年ぶりにイギリスの母校を訪ねて

目次 1.27年ぶりにイギリスの母校を訪ねて 2.会ったことはないけど、人生に影響を与えた二人の師 27年ぶりにイギリスの母校を訪ねて 人生を左右する転機があったとすれば、ここで心理学に出会ったことかもしれない 今回、2・・・

発達が気になる子とその親との関わりに悩む保育士たち

「気になる子」が年々増える中、現場は不安を抱えている 「気になる子」と聞いて、どんな子を思い浮かべるでしょうか?「発達の遅れや凸凹があるかもしれないと思われる子」という理解をする方が多いのではないでしょうか。発達障害と診・・・

ホホバオイルでも、キュアリング(加熱処理)は必要でしょうか?

廣島理事長に聞いてみよう! Question 食用の「白ごま油」をキュアリング(加熱処理)して、ベビーマッサージで使用していますが、ホホバオイルでも、キュアリングは必要でしょうか? Answer 「いや、だから・・・(汗・・・

【理事長ブログvol.5】アレルギーとベビーマッサージオイルの誤解

アレルギーとベビーマッサージオイルの誤解 受講生からこんな質問をいただきました。 「イギリスのピーナッツアレルギーに関する研究で、赤ちゃんがピーナッツ製品を食べるのは、むしろアレルギーの予防になるが、皮膚から入るとアレル・・・

教育を考えずには子育てできない時代

「子育ては、幼児教育の文脈なしには成立しない」という時代に来ました。一昔前は、教育を考えるのは小学校に上がってからで、幼児教育は、一部の熱心な母親のためのものでした。ある意味、子育てが、のんびりしていた時代とも言えます。・・・

【理事長コラムvol.4】大変さを増す現代の子育てで大切なのは、毎日の『心のメンテナンス』

「子育ては大変だ!」というのは、今さら声高に叫ぶことではありません。しかし昨今は、その「大変さ」が、極まっているように思えます。特に、子育ての大半を担う母親の大変さは、(是非論は別として)まさに「危機的」レベル。 さらに・・・

このページの先頭へ