
『プレスクール・あそび発達インストラクター養成講座』をご受講いただきますと
『育児セラピスト® 前期課程(2級)』が同時に修了できます
『育児セラピスト®』は、「お母さんたちの育児相談に根拠を持って対応するための育児の知識を学びたい」「お母さんたち自身の『不安定な心』に対処してあげたい」という声から生まれました。
当協会では、子育てに関わるインストラクターには『育児セラピスト』としての知識も一緒に身につけていただく必要があると考え、ベビーマッサージ、食育、ヨガ、あそび発達、プレスクールあそび発達といったインストラクター養成講座に、『育児セラピスト前期課程(2級)』のカリキュラムを取り入れております。
そのため、本講座をご受講いただきますと申請のお手続きなく『育児セラピスト前期課程(2級)』を修了いただけます。
また、『育児セラピスト前期課程(2級)』を修了されますと、さらに高度な専門知識を学ぶ『育児セラピスト 後期課程(1級)』や『育児セラピスト シニアマスター』といったスキルアップ講座がご受講いただけるようになります。
3~6歳の子どもの発達心理と幼児教育を
イチからしっかり学びたい方へ

3~6歳というと、これまでは「保育園か幼稚園か」という文脈で語られてきました。働くお母さんは保育園、専業主婦のお母さんは幼稚園、あるいは、保育園は母性的ケアが手厚く、幼稚園は教育に手厚い、というように。
しかし、2006年の認定こども園法以降、保育と教育、そして子育て支援の総合的な提供を国が打ち出しました。これを受けて2015年ごろから、多くの幼稚園や保育園が、認定こども園になり、子育て支援施設を併設するようになり、その数は軒並み増えています。
この流れは、お母さんの意識を変えました。これまでは、「保育か、教育か」の二者択一をしていたのが、「保育も、教育も」という意識になったということです。これによって、現場で働く保育士や幼稚園教諭、子育て支援者は、混乱しているのではないでしょうか。これまでの知識や経験、スキルだけでは、通用しない場面を実感されているかもしれません。
つまり、保育士や子育て支援者には、「幼児教育」が必要とされ、幼稚園教諭や幼児教室の先生には、保育や心のケア、子どもの発達といった「発達心理」が必要とされ、どちらも分野外の知識とスキルを求められているということです。

その上、認定こども園で預かる3~6歳という年齢は、幼児教育の上でも、情緒発達の上でも、非常に重要な年齢です。さらに、発達障害や発達グレーゾーンの子どもにどう対応するかという問題も加わります。こうした要素が、さらに混乱を深刻化させています。
このことは、認定こども園や保育園、幼稚園だけの話ではありません。子育て支援でいえば児童館、や小児科病院、幼児教室などでも、同じことが起きています。看護師さんは、母性的ケアは得意です。知識もあります。幼児教室の先生は、教育は得意です。知識もあります。しかし、親御さんは、保育も教育も求めるのが普通になっています。そのため、看護師さんにも幼児教育の知識が必要になり、幼児教室の先生にも保育の知識が必要になっているのです。
「プレスクールあそび発達」は、保育と幼児教育を横つなぎにする知識や理論を学び、それを現場の保育や子育て支援に活かすためのアクティビティ(=遊び)につなげることができます。
保育も教育も、遊びによって達成される

発達心理学者のドナルド・ウィニコットは、乳幼児期について次のように言っています。
「遊ぶことこそが普遍的」
「遊ぶことは本質的な満足を与える」
普遍的で本質的ということは、「遊び」の上では、保育も教育も同じであり、どちらも「遊び」の中で達成されるという解釈ができます。
遊びを通して、母親や保育者との信頼関係が育まれ、基本的信頼や自律性、自主性といった情緒発達が促される。遊びを通して、手指の動きを学び、体を自在に動かし、運動発達を促す。遊びを通して、好奇心をふくらませ、様々な発見をして、高度な認知を獲得して、知能の発達を促す。
遊びにおいては、保育も幼児教育もありません。本来、保育と幼児教育が、縦割りに扱われてきたことが不自然なことだったと言えます。
本講座は、「遊び」を軸に、保育と幼児教育を学びなおし、保育の視点から教育をみて、教育の視点から保育をみて、遊びにつなげます。また、最新の幼児養育理論や、脳科学理論、近年の子育てにおける問題まで網羅します。

そうした理論や学術背景、社会背景を理解したうえで、実際にどんな遊びを提供するのか、どんな言葉がけをするのかといった「発達あそびメソッド」を、発達段階別に学びます。
お母さんに対応できる知識と理論をみにつける
ただメソッドを学ぶだけではありません。背景理論を知らないまま、メソッドだけを学んでも結果は出ません。それどころか、背景理論のないメソッドは、子どもの育ちにとって悪影響にさえなります。
お母さんに対応するときも、知識と理論は必要不可欠です。繰り返しになりますが、今のお母さんは保育と教育の両方を求めるのが当たり前になっています。
たとえば、新しい保育所保育指針で重視されている「社会情動的スキル」は、最新の幼児教育では、「非認知スキル」と呼ばれています。これらについて、保育で語られる文脈と、幼児教育で語られる文脈は違います。しかし、両方を知っていれば、本質的に言っていることは同であるとわかります。
また、保育で大事な基本的信頼や好奇心、探求心は、幼児教育の学習機能や認知発達の基盤となります。常に、好奇心、探求心が芽生えて、その先に認知発達があるという順番であり、どちらが欠けても成立しません。このように保育と教育の両輪を体系的にとらえた知識や理論がないと、お母さんに対応することは難しい時代になっています。現場にいる方々はそのことを、肌で感じ取っていらっしゃることと思います。
本講座では、発達心理学やアタッチメントについての理論背景、非認知スキル・社会情動的スキルについての基礎解釈や、脳科学における解釈といった知識について学びます。さらに、現代の子育てや幼児教育の現状と問題点を見つめ、それらを実際の子育て、現場の保育や子育て支援の中でどう活かすかの方法も学びます。
年会費や資格の維持に、費用は一切かかりません。

当協会では、資格の公益性を維持するためと、資格取得者の方が永続的に活動していただけるために、年会費や資格の維持に対する費用は、一切いただいておりません。また、受講後のフォローアップサービスに対しても、費用は頂戴しておりません。
また、資格を取得後、活動を休止していたり、受講から年数が経ってからでも、再度活動を始めていただけるように、一度取得された資格の講座については、再受講制度を設けており、知識のアップデートや復習をしていただくことができます。(再受講費用:税別30,000円(2日間講座))
保育と幼児教育の両立を実現するカリキュラム

プレスクール・ あそび発達学 |
発達心理学から読み解く遊びと発達 | |
脳科学からみた脳発達のしくみと最新見解 | ||
子どもの能力を伸ばす教育の方向性と在り方 | ||
頭の出来は「遺伝子か、環境か?」 | ||
スキルとしての「頭のよさと性格」 | ||
幼児教育の経済効果 | ||
遊びへの関わり方 | ||
発達あそび・ 3歳から6歳 |
認知スキル 5科目 (ベーシック/アドバンス) |
感覚力:対にする、段階づける、仲間分けする、法則を見出す |
読解力:内容を想像し理解する(本、他者) | ||
文章力:思ったことを表現する、文字にする | ||
数字力:数字や計算をする、論理的に物事を考える | ||
英語力:将来、英語を身に付けるために英語に触れておく | ||
運動スキル (ベーシック/アドバンス) |
健康な体を作ると共に、体をコントロールする | |
非認知スキル+社会情動的スキル 5科目 | やり抜く力(GRIT):物事を忍耐力をもって最後までやり通す | |
集中力(Concentration):物事に没頭・集中して取り組む | ||
自己肯定感(Self-esteem):自分の存在に対する自信、行動力 | ||
協調力(Cooperation):思いやりや共感性、協働、役割を演ずる | ||
コミュニケーション力:人とうまくやる、心を通わせる、空気を読む | ||
認知スキル系 あそびメソッド |
プレスクール・ベーシック(3・4歳) | |
プレスクール・アドバンス(5・6歳) | ||
プレスクール・運動科学メソッド | ||
非認知スキル+社会情動的スキル1~5 |

充実の講座内容
本講座は、「レクチャー(講義)」と「ワークショップ(実践ワーク)」で構成されています。
レクチャー(講義)
レクチャー(講義)は、学術的知識をベースに学びますが、学問としてではなく、実践で活用できる知識として学びます。
「あそび発達学」の科目では、遊びと発達の関わり、遊びとは何か?といった基本的な知識に始まり、知能(脳)・情緒(心)・運動(体)を三位一体で捉えた「三位一体らせん成長理論」、そして、子どもにとって本当に必要な幼児教育について、さらに、現代の「遊び環境」に関する問題点についても学びます。
「発達心理学」の科目では、アタッチメント理論から心の発達を学び、子ども運動科学から運動発達を学び、認知発達論から知能発達を学び、さらにライフサイクル理論から、子どもの発達の概観を学びます。
また、インストラクターとして必要な教室運営の知識も学ぶことが出来ます。
受講生の取り組み方は、毎回真剣そのもの。講師も毎回、真剣勝負です。
発達心理学やアタッチメント理論といった学術背景から「あそび」を学びます。
学術分野の知見を、育児における実践の立場から伝えるカリキュラムを組んでいます。
幅広い受講生の年齢層は、世代を超えた学びの場となります。
ワークショップ(実践ワーク)
ワークショップは、レクチャーで学んだ知識を、ワーク(ペアワークやグループワーク)によって、実際の体験として理解し、学んだことをアウトプットすることで、より深い理解にまで導きます。
多くの地域から、様々な受講生が集まるこの講座ならではの学びです。
「幼児教育の現状を把握するワーク」では、様々な立場の、多様な受講生が、現代の幼児教育の現状について話合い、これからの方向性を探ります。
「幼児教室カリキュラムづくりワーク」では、発達心理学や発達あそびメソッドといった講座で学んだ知識・スキル・メソッドを使って、実際の幼児教室で行うカリキュラムを作るワークです。
毎回、すぐにでも使えそうな完成度の高いカリキュラムが創案されます。このワークによって、教室カリキュラムの作り方を身に付けます。
対人援助法を応用した
インタビューワーク
受講生同士で
オイルマッサージ体験ワーク
ベビーマッサージ教室の
模擬実演風景
ベビーマッサージ教室でも使える
『自己紹介ワーク』の実践風景
実際に受講された方々のお声
"どれがあそび?"とホワンとしていたのですが輪郭がはっきりとしてきたように思います。
自分の中では"あそび"について難しく考えすぎていたように思います。
"あそび"が"学び"につながるということは理解していても具体的に"ではどれがあそび?"とホワンとしていたのですが輪郭がはっきりとしてきたように思います。
いつか現場に戻ったら自分の考えは間違っていなかったこと、"あそび"の重要性をもっともっと保護者や先生達に伝えていけたら良いと思います。
大学職員・50代女性

目の前の子どもがなぜそのような行動をとっているのかを理解できた。
実際に講座を受講し、目の前の子どもがなぜそのような行動をとっているのかを理解できた。親としての関わり方を知る事で、子どもと一緒にあそびを通じて楽しみを共有できそう。周囲にも、どう関わっていったらいいのか悩むお母さん達に伝えていけたらと思います。
看護師・30代女性

今まで以上に子ども達とあそびの時間を共有することが楽しみになりました。
今まで自分の子どもと接していて疑問だった事が、わかり、うれしかったです。
今まで以上に子ども達とあそびの時間を共有することが楽しみになりました。
また、今日の学びをお母さん方へ伝えられるよう、自分自身も家で整理し、是非伝えていきたいです。
主婦・30代女性
開催時間
1日目:10:00 - 17:30
2日目:10:00 - 17:30
※ 講座終了後に、講師へ質問していただく時間もございます。
受講費用
費用内訳 | 価格 |
---|---|
プレスクール・あそび発達 インストラクター講座受講料 | 160,000円 |
プレスクール・あそび発達 インストラクター認定試験料 | 10,000円 |
育児セラピスト前期課程(2級)登録申請料 | 10,000円 |
受講費用 (税別) | 180,000円 |
消費税 (10%) | 18,000円 |
総受講料 | 198,000円 |
※ 試験の合格通知後に、資格認定申請していただきますと認定証が発行されます。
資格認定申請料 10,000円(税別)
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プレスクール・あそび発達 インストラクター養成講座
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これまでに開催した講座(直近の2回分を表示しています)
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名古屋 |
受付終了
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