
『アタッチメント・発達支援アドバイザー養成講座』をご受講いただきますと
『育児セラピスト® 前期課程(2級)』が同時に修了できます
『育児セラピスト®』は、「お母さんたちの育児相談に根拠を持って対応するための育児の知識を学びたい」「お母さんたち自身の『不安定な心』に対処してあげたい」という声から生まれました。
当協会では、子育てに関わるインストラクターには『育児セラピスト』としての知識も一緒に身につけていただく必要があると考え、ベビーマッサージ、食育、ヨガ、あそび発達、プレスクールあそび発達といったインストラクター養成講座に、『育児セラピスト前期課程(2級)』のカリキュラムを取り入れております。
そのため、本講座をご受講いただきますと申請のお手続きなく『育児セラピスト前期課程(2級)』を修了いただけます。
また、『育児セラピスト前期課程(2級)』を修了されますと、さらに高度な専門知識を学ぶ『育児セラピスト 後期課程(1級)』や『育児セラピスト シニアマスター』といったスキルアップ講座がご受講いただけるようになります。
10年の時を経て、いま感じること
さて、協会設立10周年という節目の年に行われた全国大会スキルアップ講座は、「アタッチメント発達支援アドバイザー」でした。
今回私は、設立10周年だからこそ、このテーマに切り込もうと考えました。この10年で、われわれの合言葉である「アタッチメント」も、ずいぶん言葉として浸透してきた実感があります。それと同時に、この10年で「発達障害」「発達支援」という言葉も、よく耳にするようになったとお感じの方も多いと思います。私も、この10年間ベビーマッサージ講座を通じて、受講生のみなさんから次のような言葉お聞きすることが多くなっています。
「最近、発達障害かな?と思われる子が増えています」
「発達が気になる子どもたちへの発達支援として、何かしてあげたい」
「問題行動に対して、お母さんへの伝え方が難しい」

アタッチメント10年の節目だからこそ「発達支援」に活かしたい
実は、「発達障害」や「発達支援」という言葉は、「アタッチメント」と深い関わりがあります。だからこそ、この10年で、臨床心理士や療育センター長、作業療法士などが多数、「ベビーマッサージ」や「あそび発達」を受講しています。彼ら、彼女らは、これらのアタッチメントの営みを、まさに発達障害の子どもたちへの取り組みとして学びに来ています。そのような背景から、この節目の10年目に、アタッチメントの立場から発達支援に取り組む必然性を実感しています。それが今回の「アタッチメント発達支援」です。
最近「発達が気にかかる子」が増えていると思いませんか?
みなさんも、子育て支援の現場で、「この子、ちょっと発達が気になるな~」とか、「この子、発達が凸凹しているかも」と思った経験があるかと思います。発達障害は、その程度によって、名前(障害の名前)が付いたり、付かなかったり、また、知的障害のあるなしでも、印象は大きく違います。そして最近は、発達障害を危惧するお母さんも、増えています。昔なら、その子の特徴として受け入れられていたことも、発達障害という名前が付くことで、お母さんの悩みや心配の種になっています。
ところで、こうした発達障害や発達凸凹について、われわれは、どれ程の知識があるでしょうか?知っているようで、意外と知らない、概略は知っているけれど、詳しく聞かれるとちょっと困ってしまう、という方も多いのではないでしょうか。
発達障害、発達支援について、体系的に学んでみませんか
この講座では、発達障害や発達支援についての基礎知識と共に、子育て支援の現場で、日常的に接する「ちょっと発達が気にかかる子」や「発達が凸凹している子」あるいは「知的障害のない発達障害の子」たちの特徴を知り、健常児とは少し違うその接し方を学び、そしてその子たちの発達を支援するような関わり方をする、あるいは、お母さんにそれを指導するための知識とスキルを学びます。
冒頭でお伝えしたとおり、「発達障害」という言葉は、この10年で急速に浸透しました。それと同時に、その解釈や発達支援についての考え方、アプローチも、ずいぶん変わってきています。そんな中で、発達支援の取り組みにおいて、3〜6歳のアプローチが、非常に重要であることは、どうやら間違いなさそうです。中でも、アタッチメントのアプローチは、発達支援において、かなり効果が期待できることがわかってきています。

発達支援は、発達障害児だけじゃない、健常児にも大いに有効
こうした発達支援における「アプローチ」は、決して特殊なことではありません。健常児に対するコミュニケーションを、より丁寧に、細かく細分化したものです。丁寧できめ細かい対応ですので、発達障害児だけでなく、グレーゾーンのちょっと気になる子や、あるいは健常児にとっても、発達を促し自己肯定感を豊かに育てることにつながります。そのような、われわれが、日常の保育や子育て支援の現場で、子どもたちにしてあげられることや、お母さんに教えて、家でも実践してもらえるような取り組みやアプローチを扱うのが「アタッチメント発達支援」です。各アプローチは、発達障害児だけのものではありません。すべての子どもの発達にとって有効です。健常児も発達障害児も、苦手があって、得意があって、優性があって、劣性があることは変わりません。「アタッチメント発達支援」は、得意や優性をより伸ばし、苦手や劣性を軽減します。つまり、特定の子どもに対する、特別な営みではなく、すべての子どもの発達にとって、良い影響をもたらすものです。
育児セラピストだからこそできる、身近な「発達支援」の試み
だからこそ、この「アタッチメント発達支援」を提供するのに、もっとも適しているのは、われわれ「育児セラピスト」だと、私は考えています。もちろん、発達が気にかかる子のために、療育センターや発達支援センターといった専門の支援機関があります。しかし、そうした専門機関は、ハードルが高かったり、発達障害の診断を受けた子どもが対象であったり、あるいは、定員が一杯であったりして、多くの親子にとって、縁遠いのが現状です。名前が付くまでではないけど、少し発達が気になる、健常だけど多少の問題行動がある、というケースが、実際には圧倒的に多いのです。そうした方たちの行き場がない現状で、誰もが、身近に、手軽に、適切な発達支援が受けられることが、いま現場でもっとも求められていることの一つなのです。

私が、皆さん「育児セラピスト」に、この「発達支援」を託したい理由は、まさにここにあります。身近な保育の現場や子育て支援において、手軽に「アタッチメント・発達支援」が受けられることは、非常に大きな意味があります。
アタッチメントのさらなる可能性の扉を一緒に開けましょう!
この10年を経て、育児セラピストは、「発達支援」をカバーするに至り、アタッチメントのさらなる可能性の扉を開けようとしています。子どもの発達を、身近で支え、指導する発達支援の役割は、これからの10年で、今以上に必要とされるようになります。だからこそ、本音を言えば、私は、すべての育児セラピストに、この「アタッチメント発達支援」を学んでほしいと思っています。アタッチメントの新しい可能性を感じる方、その必要性を感じる方は、「アタッチメント発達支援」講座でお会いしましょう。
アタッチメント発達支援アドバイザー養成講座
カリキュラム
アタッチメント発達支援アドバイザー養成講座は土日二日間の短期集中講座です。
理論編【発達支援アドバイザー概論】
- 発達支援とアタッチメントの可能性
- 発達障害
- 発達が気にかかる子ども
- 感覚統合
実践編【発達支援メソッド・アタッチメントトリートメント】
- 発達支援のための基本3スキルへのアプローチ
- ▶ 衝動制御スキル
発達支援マッサージ・ベビー/キッズ - ▶ 語用スキル
インリアル・アプローチ/対話読み聞かせ/日常のおけいこ - ▶ 同時総合スキル
アタッチメントジム/あそび発達 - 自閉症ウィングの三つ組へのアプローチ
- ▶ 社会性
- ▶ コミュニケーション
- ▶ イマジネーション
実際に受講された方々のお声
一人ひとりに合った課題をみつけ、ケアしていく事が大事
発達障害に対する理解がかなり深まる事ができました。今日までは、発達障害が疑われる子に対しても保護者に対しても診断してもらう事が大切かと思っていましたが、健常児も含めて程度や症状はひとり一人が違い境界線もあいまいだという話を聞き、確かに健常児や自分自身の中にも発達障害にあるような要素や傾向があるなと思いました。なので、診断してもらう事よりも一人ひとりに合った課題をみつけ、ケアしていく事が大事なんだと思いました。発達障害は治す・直すものではなく、特性として理解し認めていくという事を職場でも伝えていけたらいいなと思いました。
保育士・40代女性

気になる子の何をどのように見るのか、どんなことが困難になっているのかを見る目安が少しわかりました
気になる子の何をどのように見るのか、どんなことが困難になっているのかを見る目安が少しわかりました。なんとなく気になっていた子でも、こちらの関わり方次第で、その子がパニックになりかけたりするので、丁寧な関わりとじっくり、ゆっくり、根気よくという関わりの大切さを知りました。家族の支援も多様なので、声のかけ方、話し方なども丁寧にしていきたいと思います。
保育園看護師・30代女性

時々テキストを見返し、先生のお話を思い出して仕事に生かしていきたいと思います
発達障害を切りわける必要もなく、健常児の育児そのものでいい(丁寧さはいるが)ことが分かり、すっきりした気持ちになりました。愛情の受止め方が苦手な子という表現がとてもステキで、そう考えるといろいろな事が頭の中でまとまってきたように思います。又今のお母さんたちも愛情の表し方も苦手な人が多く、このへんの母子の支援が今必要なのだなと思いました。今までは障害をもった子の親へは、一歩引いた関わりをしていたところもありますが、同じ土俵にたって、障害のあるなしに関わらず、子育て経験者としてアドバイスができそうです。時々テキストを見返し、先生のお話を思い出して仕事に生かしていきたいと思います。
障害児者相談支援専門員・50代女性

開催時間
1日目:10:00 - 17:30
2日目:10:00 - 17:30
※ 講座終了後に、講師へ質問していただく時間もございます。
受講費用
費用内訳 | 価格 |
---|---|
アタッチメント・発達支援アドバイザー | 200,000円 |
アタッチメント・発達支援アドバイザー 認定試験料 | 10,000円 |
育児セラピスト前期課程(2級)登録申請料 | 10,000円 |
受講費用 (税別) | 220,000円 |
消費税 (10%) | 22,000円 |
総受講料 | 242,000円 |
※ 試験の合格通知後に、資格認定申請していただきますと認定証が発行されます。
資格認定申請料 20,000円(税別)
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