「助産雑誌」2019年10月号にベビーマッサージの紹介記事が掲載されました。

「助産雑誌」2019年10月号にアタッチメント・ベビーマッサージの紹介記事が掲載されました。

今回は、葛西 友子さんのご活用事例をご紹介させていただいております。

是非ご覧くださいませ。

「助産雑誌」2019年10月号

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以下の文章は記事の内容となります。

助産師だからこそできる、地域子育て支援の新たなるカタチ

三重県四日市市の「かっさいレディースクリニック」では、通常の産婦人科業務に加えて、同院の助産師である葛西 友子さんのもとで「ベビーマッサージ指導」と「母乳育児相談」を行っている。

ベビーマッサージを通して、気軽にママ同士が交流したり、出かける機会を増やし、産後の引きこもりや、自分を追いつめてしまうお母さんの助けとなっている。葛西さん自身も、出産後にベビーマッサージと出会い、ベビーマッサージが母子にとって与える良い影響を、身を持って実感した。その経験から、助産師としてベビーマッサージを教えようと思い立ち、日本アタッチメント育児協会のベビーマッサージインストラクター資格を取得した。

また、母乳育児相談の方も、母乳不足感や授乳姿勢、あるいは卒乳の相談とケアなどの悩みをもっているお母さんが多く、連日予約が一杯になってしまう状況だそうだ。相談を受けていて、乳腺炎が疑われるような場合や、身体症状での困りごとがあれば、同院の医師につなぎ、最短最善で改善できるようにサポートしている。

こうして同院では、『ベビーマッサージ ー 母乳外来 ー 産婦人科外来』という3つの入り口をまたいで、お母さんが相互に行き来することで、産前産後の切れ目ないサポートを実現している。これを可能にしているのは、助産師である葛西さんが、自らベビーマッサージインストラクター資格を取得して、産婦人科外来と母乳外来を橋渡ししていることが大きい。

さらに、葛西さんは、クリニックの外の仕事として「私もアナタ、い~い~よぉ~の会」を発足して、クリニックに来るお母さん以外のお母さんたちにも、ベビーマッサージをはじめとする子育てを楽しく充実したものだと感じられるきっかけを提供する、という展望を持っている。これによって、クリニックの3つの入り口が、外にも開かれることになる。この事例は、地域子育て支援の新しい形になろう。

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