Interview

子育て支援団体「子育て支援SANの会018」を設立
その活動が東京都女性活躍推進大賞で特別賞を受賞

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中山恵さんは、2013年に「アタッチメント・ベビーマッサージインストラクター」の資格を取得されました。

その後、40代で大学へ進学し、50代で児童学修士号を取得。

2020年に子育て支援団体「子育て支援SANの会018」を立ち上げられ、現在は、東京都練馬区で子育て支援活動を行っています。

今回、そんな中山さんのご活動が東京都女性活躍推進大賞にて「特別賞」を受賞されたとの嬉しいご報告をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

仲間とともに「子育て支援SANの会018」を発足

中山さんは、2020年に10年以上のつきあいがあり、互いに信頼し合っている保育士、児童支援員、精神保健福祉士といった専門職の仲間たちに声をかけ、「子育て支援SANの会018」を立ち上げられました。

2本の柱で子育て支援を行う

中山さんたちが行う活動は、大きくは2つあります。

ひとつは「親子」に向けた「ひろばの活動」です。

毎月1回、日曜日に地域の公園を拠点とした交流の場を開き、そこに集う親子との交流を通して、それぞれのメンバーがお母さんやお父さんの子育て相談にのっています。

もうひとつは「地域の子育て支援サークルや団体」を対象とした「サポート・支援活動」です。

依頼を受けて、子育て支援団体の立ち上げ方やお金の管理、運営に関する助言を行い、地域の子育て支援団体がうまく軌道にのるようにサポートをされています。

退職がきっかけとなり、思いついた「ひろばの活動」

もともとは、中山さんがこれまで施設長として20年間、従事していた「子育て支援拠点」と「民間学童」のお仕事を退職された際に、何人かの利用者のお母さんたちから「これからも子育ての相談にのってほしい」との声があり、それならば、毎月1回、日曜日に地域の公園でそんなお母さんたちとお話できる機会をつくろうと前述の「ひろばの活動」を思いつかれたことから始まりました。

そして、「ひろばの活動」で寄せられる相談に応えるうちに、子育て支援団体からの相談も受けるようになり、「サポート・支援活動」へもひろがっていったそうです。

顔が見える、地域共生社会を目指して

中山さんが、ひろばの活動で大切にされているのは、「あなたを思いやっている、お互いさまの心」だといいます。

例えば、雑談中にのどが渇いたであろうと、参加者にペットボトルのミネラルウォーターを渡す。子どもたちにはバルーンアートをプレゼントする。

それをきっかけに、顔が見える交流が始まり、信頼関係が築かれていくそうです。

「ひろばの活動のなかで、子どもの貧困をよく耳にします。当会では、3R活動も行っているので、リサイクル品を用意しています。ミネラルウォーターとバルーンアートを受け取っていると、リサイクル品も受け取りやすくなります。そういう意味でもはじめのきっかけをとても大切にしています。」

ひろばの活動に参加された方は、最後に次回の開催日を聞かれるといいます。

「参加者からは『ありがとう』『また、来ます』そして、またお会いできたときに『元気だった?』『会えたね』と。この繰り返しこそが、地域共生社会につながると考えています。」

自らの経験を踏まえた子育て支援団体へのサポート活動

地域のサークルや団体への支援活動では、多胎児サークル立ち上げの相談を受けられた際には、もっともそのサークルに適した助成金選びと申請手続きを行い、希望の助成金額がもらえるようにサポートされました。

また、ある子育て団体からは、「報告書や会計報告をデータで作成するのが苦手」との相談が寄せられ、データ入力をサポートされたこともあるそうです。

「伺うたびに、代表の方の手料理をいただけるので、非常に楽しかったです。お礼にと、当会で開催している3R活動に持っていってくださいとリサイクル品をいただくこともありました。」

東京都女性活躍推進大賞にて「特別賞」を受賞

こうした中山さんたちのご活動が認められ、令和3年度の東京都女性活躍推進大賞において「子育て支援SANの会018」が地域部門での「特別賞」を受賞されたそうです。

東京都からは、「コロナ禍において子育て世代の孤立を防ぐため、地域の親子が気軽に訪れる公園を拠点に交流の場を開催し、子育ての悩み相談への対応等の支援活動を展開。子育て支援団体に対して団体の立ち上げ方や運営に関する助言を行い、地域における支援の輪の拡大に寄与」されたとして、その活動が表彰されました。

これからも、子育て支援の地域活動を続けていきたい

受賞について、中山さんは、「非常に嬉しい」とお話されています。

「コロナ禍で、児童館や親子ひろばの利用自粛があり、行き場を失った親子が少しでも楽しむことができるようにと、戸外で密を避けながら毎回工夫をこらして開催してきたことを評価されたことは、とても励みになりました。」

さらに、「受賞を受け、練馬区の広報誌でも取り上げていただき、私たちの活動を周知することができました。また、練馬区男女共同参画推進にも関わらせていただくことができ、活動もより広く行えそうです。」とお話されています。

「これからも子育て世帯を中心に3R活動とともに、地域共生社会を皆で構築していきたいと考えています。」

中山さんのご活動の様子は、こちらからもご覧いただけます。

中山恵さん(東京都)

「子育て支援SANの会018」主宰

アタッチメント・ベビーマッサージインストラクター

育児セラピスト前期課程(2級)