中部経済新聞(2022年11月)に掲載されました

中部経済新聞(2022年11月5日発行)の「ワーキングウーマン」というコーナーにて、事務局スタッフの岸本を取材していただきました。

岸本コメント
今回、このような機会をいただき大変恐縮しています・・・
普段、私は仕事で「取材をする」側の人間なので、「取材を受ける」機会をいただいたことで、これからの仕事に活かせる気づきと学びがいろいろとありました。
これからも、それを活かしてみなさまのお役に少しでも立てるように、日々精進していきたいと思います。

中部経済新聞(2022年11月5日発行)「ワーキングウーマン」

ハッピーチャイルド 岸本香織さん(きしもと・かおり)


一般社団法人「日本アタッチメント育児協会」による、ベビーマッサージインストラクターや育児セラピストなどの講座の運営業務、知育玩具開発などの事業を展開しているハッピーチャイルド(名古屋市)。
岸本香織さん(44歳)は自身も育児中で、育児支援を行う専門職の人たちの役に立ちたいという。


2002年、東京の大学を卒業して就職。文章を書くことが得意だったので、自動車関連の会社などで、社内報の制作など、印刷物に関係した仕事を担当した。08年、結婚して夫の転勤先である名古屋に移り住み、美容室向け専門誌を制作している会社に就職。
月刊誌の作成と、年2回の専門学校生へ向けた美容室求人誌の作成が仕事になった。美容室を取材し、原稿を書いた。


かなり忙しい職場だったこともあって13年に退職。
14年には長男を出産し、しばらく専業主婦となった。育児は大変だったが、ママ友や子育て支援施設の人の温かさをかみしめる毎日だったという。


やがて子どもが幼稚園に通うようになり、再就職を考えた。
「子どもに関わる仕事」「育児しながら勤めやすい会社」「家から徒歩15分圏内」という条件で仕事を探し、ハッピーチャイルドを見つけた。


19年、同社に入社。
日本アタッチメント育児協会の事務局スタッフとして、ベビーマッサージインストラクターや育児セラピストなどの講座の運営に携わるようになった。


日本アタッチメント育児協会は、同社の廣島大三社長が代表理事を務める団体で、アタッチメント理論と発達心理学に基づく「育児の専門知識」を理論と実技から学ぶ講座を提供している。
アタッチメントとは「親子関係によって幼少期につくられる対人関係の枠組み」だという。


講座の受講生の約7割は保育士、幼稚園教諭、看護師など、子育て支援に携わる専門職の人たち。
岸本さんは、ベビーマッサージインストラクター、育児セラピストなどの資格を取得したその人たちが、その後どのように資格を生かしているかを主に電話で取材し、記事にして、協会のホームページやメルマガなどで紹介する仕事も行っている。
そうした専門職の人がプライベートの時間に自分で受講料を払って学びに来るので、志の高さに胸が熱くなるという。
また、年に4回、資格取得者に向けて発行している会報誌「アタッチメント・ライフ」にもそうした記事を載せていた。そして今年4月からは、その編集と進捗(しんちょく)管理も担当するようになった。


協会では、育児セラピストが互いにつながり、学びあえる場づくりとして「育児セラピスト全国大会」を開催しており、この11月12日、13日にもオンラインと対面会場のハイブリッド開催を予定。
会報誌でも、そうした催しを特集として掲載していて、岸本さんは今後も読み応えのある誌面作りを続けていきたいという。
そのためにも自分をスキルアップさせ、子育てとバランスを取って長く勤めていく。

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