「2:子育て環境を考える」の記事一覧(2 / 4ページ)

ママが抱える「不安」はどこからやってくるの?

不安は心を占拠し、子育てを行き詰まらせる 「知識をあなどってはいけない。」いまの子育て事情を見ていて、そう思います。お母さんたちは、たくさんの不安を抱えながら、子育てしています。その不安は、時にお母さんの心を占拠し、子育・・・

発達が気になる子とその親との関わりに悩む保育士たち

「気になる子」が年々増える中、現場は不安を抱えている 「気になる子」と聞いて、どんな子を思い浮かべるでしょうか?「発達の遅れや凸凹があるかもしれないと思われる子」という理解をする方が多いのではないでしょうか。発達障害と診・・・

教育を考えずには子育てできない時代

「子育ては、幼児教育の文脈なしには成立しない」という時代に来ました。一昔前は、教育を考えるのは小学校に上がってからで、幼児教育は、一部の熱心な母親のためのものでした。ある意味、子育てが、のんびりしていた時代とも言えます。・・・

【理事長コラムvol.4】大変さを増す現代の子育てで大切なのは、毎日の『心のメンテナンス』

「子育ては大変だ!」というのは、今さら声高に叫ぶことではありません。しかし昨今は、その「大変さ」が、極まっているように思えます。特に、子育ての大半を担う母親の大変さは、(是非論は別として)まさに「危機的」レベル。 さらに・・・

【理事長コラムvol.3】子どもの問題行動は、どこからやってくるの?

こんにちは、日本アタッチメント育児協会の廣島です。 4月というのは、年度始めであり、新しいことが始まるタイミングでもあります。皆さんの中には、お子さんが、春から保育園に入ったり、年少組から年中組、年長組へと上がったり、保・・・

親は、赤ちゃんに触るのが良いの?それとも、触らせるのが良いの?

少し前の「AERA dot.(雑誌AERAのネット版)」に、こんなタイトルの記事が掲載されていました。 「専門家に聞いた 赤ちゃんは「触るより触らせる」が大事な理由」 これは、お母さんが読んだら勘違いしちゃうかも この記・・・

【理事長コラムvol.2】アタッチメントは、量より質

アタッチメント形成において「一緒に過ごした時間の長さよりも、その質が問われます」 三歳児神話をアタッチメントで解釈すると・・・ これを私は確信を持ってお伝えします。昔は、三歳児神話といって、「子どもが3歳になるまでは母親・・・

日本保育協会・青森支部青年部主催「現場で役立つ保育研修」

「乳幼児期におけるアタッチメントの重要性と親子をつなぐベビーマッサージのチカラ」 2017年7月27日(木)、日本保育協会・青森支部青年部主催の保育士研修で登壇するために、青森県に飛びました。私にとっては、初・青森です。・・・

食で育む心の成長

食育において、本当に大切なのは何? 以前、テレビドラマ「マルモのおきて」という番組の中に、こんなエピソードがありました。 主人公マルモは、様々な事情で、亡くなった親友の双子の子ども(小学校1年生の姉弟)を、親友に代わって・・・

Touch Research Institute 訪問記

Touch Research Institute 訪問記
米国でマッサージの効果における様々な調査検証を行う団体Touch Research Institute (タッチ・リサーチ・インスティチュート)を訪問しました。ここは、マイアミ大学と連携した団体で、マイアミ大学附属病院内・・・

今、社会に求められているアタッチメントの力

1.寺下医学事務所代表/医療判断医・診療内科医寺下謙三氏 【(社)日本アタッチメント育児協会 顧問理事】・心療内科医の目で親子のアタッチメントを語る・乳幼児期の安心体験が理性育む健全な「愛着関係」 心身の成長の基盤 連載・・・

いま幼児教育に求められるのは非認知スキル

いま親の思いは、教育に向かっている 少子化を迎えた今、幼児教室が再び注目を集めています。一人の子どもに注がれる親の思いや注目が、より大きくなり教育に向かっているのでしょう。高いIQ(知能指数)の獲得、お受験対応、幼児英語・・・

子どもにスマホは、百害あって一利なし

スマホ育児、スマホ教育って本当に子どものため? 電車などで、乳幼児期の子どもを、お母さんのスマホで遊ばせている光景をよく目にします。数年前から目にしていた光景ですが、最近では、もう当たり前の光景になってきたようです。中に・・・

ご存知ですか?それ、スマホ・ネグレクトって言うんですよ!

子どもの横でスマホをいじる母親を最近よくみかけます 最近、レストランやカフェでよく見かける光景・・・子どもを連れたママが黙ってスマホに集中している。あるいは、子どもに話しかけたり、子どもの話しかけに応答しているママもいる・・・

ベビーマッサージは、発達心理学に基づく母子の心の営みです

  そもそもベビーマッサージというのは、お母さんと赤ちゃんの「心の交流」を促す営みです。心理学では、この心の交流をアタッチメントと言います。これは、1970年代に心理学者のジョン・ボウルビーによって提唱されたも・・・

ベビーマッサージの本質が問われている(2)

前回は、「やると良いことがたくさんあるのに、やって悪いことは一つもない。」というものならば、赤ちゃんに対して積極的に取り入れるべし。ただし、それを支える前提として「赤ちゃんにとって100の良いことあったとしても、たった一・・・

ベビーマッサージの本質が問われている(1)

「首ひねる独自マッサージ後乳児死亡 NPO代表任意聴取」 朝日新聞デジタル 9月6日(土)13時14分配信 「施術後に乳児が死亡…「免疫力高める」首ひねり」 読売オンライン  9月6日   この事故・・・

子どもに「電子」は触らせるな!(2)

 今度は、幼児教室の例を見てみましょう。iPad などタブレットのお絵かきアプリは、豊富な色を選べてクレヨンや筆やペン、色鉛筆など、様々なタッチを表現できます。そして、何度も好きなだけ描くことができます。さらに、スタンプ・・・

子どもに「電子」は触らせるな!(1)

 最近、乳幼児期の子どもに、スマホやタブレットで遊ばせる親が増えているようです。確かに、1歳や2歳の子どもが、iPhoneなどのスマホ を自分で操作して遊んでいるのを見ると、「すごい!、この子は天才か!」と親は思うかもし・・・

アタッチメント的考察(3)「いじめ」をなくすことが出来るのは誰なのか?

 いじめの正体が見えてきたところで、では、どうすれば良いのか?「いじめ」をなくすことが出来るのは誰か?という最後の問いについて考えてみましょう。結論から言うと、学校の先生でも、教育委員会でも、地域の民生委員でもなく、それ・・・

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