男性育休の「影」

早くも桜の開花宣言ですね!
そして本ブログがなんと早くも4周目!!

ゴレンジャーの皆さん、そして日本アタッチメント育児協会の皆様、本当にありがとうございます!!!
ただただ書きたいことを書かせて頂いていることに、ほんとにただただ感謝です。

さて、本日がワンオペ育休356日目。

中学校教員に復職間近の私なんですが、社会科教員のクセでしょうか、物事の「光」と「影」をどうしても考えてしまうのです。笑

そこで今回は、あえて男性育休の「影」の部分について書いてみたいと思います。

というのも、この育休期間中、
「うちの旦那には育休取ってほしくないなぁ」という奥様方のご意見を割と多く耳にするのです。

これ、ものすごく貴重なご意見だと思うんです。男性育休の影の部分が見え隠れすると共に、夫婦間コミュニケーションにも多大なヒントをいただける予感がしています。

なので、このご意見を少ない経験からで申し訳ないですが、自分なりに掘り下げて考えてみたいと思います。

今、社会は変革の時を迎えており、男性育休取得者も全国で徐々に増えてきているまさに過渡期。
そういうタイミングだからこそ、あえて考えてみたい男性育休の「影」の部分を、
今回も徒然なるままに・・・

 

きっかけはとあるツイート。
戸田恵梨香さんが男性育休に対して「私無理」と言ったのだと。

最初私はツイッターでこの内容を目にし、戸田恵梨香さんはなんてひどいことを言うんだ!と思いましたが、何のことはない、ドラマのセリフでした。笑

『俺の家の話』というドラマで、
戸田恵梨香さんが演じる主人公サクラが、友人とその旦那さん(育休を取得し家事育児をこなしている)に対して、

「私無理。なんだろう…無理。これはこれで無理。」
「今の時代には合ってるんだろうけど無理。」
「意識高いんだろうけど無理。」
「感覚的に無理。」
「他所の旦那さんなら最高だけど、自分の旦那には無理。」
「ずっと家にいるんですか?働かないで。むり~落ち着かない。」

と男性育休に対してこうでもか!!というほど否定的な言葉がずらり。笑
私、戸田恵梨香さん好きなので、ドラマとはいえ割とショックでした。笑

しかし、ツイッターなどをやっていると、以外とこういう意見が多いことに気づくのです。

実際にツイッターでこのセリフを引用したツイートに共感のいいねとコメントがたくさん集まっていました。

そこでツイッター上で調べたり実際に聞いたりした「男性育休否定派」の理由とそれに対する私見を挙げてみようと思います。

①「取るだけ育休」に対する懸念~夫に期待していない説~

これは特に夫婦が同時に育休を取得した場合に起こりやすい現象です。
要は、せっかく育休取ったのに家でゴロゴロしている旦那さん。
挙げ句の果てには、「ご飯まだー??」なんて奥さんに言う始末……笑
これが以外と多いらしく、世の奥様方が男性育休に対してこのようなイメージを持ってしまうと、「家でゴロゴロするくらいなら働け!!」と思いますよね。笑

「取るだけ育休」に対しては、旦那さんが育休取得の際に、なぜそもそも育休を取得するのかの「目的」を夫婦でどこまで話し合い、共有できているかが鍵を握ります。

この育休取得の目的も各家庭でそれぞれですし、もちろんうちの旦那は育休を取得しませんという結論も尊重されるべきです。

私のワンオペ育休の目的は①夫婦共に家事育児ができるようにするため、②家族の時間を確保するため、③妻の仕事のブランクを短くし、仕事ブランクのリスクを共有・軽減するためです。

これを夫婦で共有するだけで、自ずと全然違った育休生活になります。やはり目的が明確だと、やるべきことも明確になるからです。

あ、あと男性の方が生物学的にマルチタスクが苦手で、非効率的な家事をする夫に妻がイライラしがちなんていう説も「妻のトリセツ」という著書で読みました。笑
私の場合は、育休前に妻に家事育児を鍛えてもらいました。笑
妻は育児しながら育父もしてたわけです。脱帽です。笑

②奥さん自身、自分の時間を大切にしたい説

これは、ドラマ中の戸田恵梨香さんの感覚に近いかもしれません。
セリフにあるように、要は夫が家に居ると「落ち着かない」んですよ。笑
逆に言えば、夫が家に居なければ「落ち着く」んです。笑

これも夫婦同時に育休を取得すると起こりがちでしょう。
そしてこの感覚は私もわかる気がします。笑

例えば子育てしている奥さんは子育てをしつつ家事を効率よくこなし、
午後にほっと一息つく時間もあって良いわけです。
子どもが昼寝した時なんてなんとも言えない気持ちになりますよね。
まぁなかなか寝てくれなかったり、ゆっくりもできないわけですが。笑
それでもその少しの「自分の時間」が嬉しく、ほっとしますよね。
夫婦で育休取得していれば、ワンオペよりもさらにこの「自分の時間」が減るわけです。

詳しくは覚えていませんが、
仲の良い夫婦の7割は「1人の時間をもてている」らしいです。
私も「自分の時間」って、夫婦関係でとても大事だと思うんです。

ほどよい距離感というか…

育休を夫婦で取得したら、
2人の時間も大切ですが、互いに「自分の時間」を大切にできる関係が求められているのかもしれません。
これは育休を取る取らないに関わらずですね。

私もよく自分時間で将棋をしています。笑

③母親としての役割を全うしたい説

これはとある方にツイッターで教えて頂きました。
なるほどー!と思いました。

要はこのドラマのように旦那さんが育児も家事も完璧で「全部」やってくれる人だとしたら、

「自分って何のために存在しているの?」

と感じてしまうらしいのです。

これを聞くと、『ルビコンの決断』というドキュメンタリードラマのある話を思い出します。
人間の究極の幸せは、
・人に愛されること
・人にほめられること
・人の役に立つこと
・人から必要とされること

最後の2つなんかは特に関わってきますよね。

ツイッターで出会った方も、家事育児を全部やられたら逆に苦痛だとおっしゃっていました。
私はなるほどなぁと思ったのです。
家庭には「役割」というのがあり、
妻に任せられる部分はお願いしたほうが良いこともあるということです。

夫婦が子育てに参画し、夫と妻それぞれに家族の中での役割があり、家族の中で必要とされ役に立てているという実感。
これを夫婦同時に感じ取れる家事育児のバランス!!

単にたくさんやれば良いというわけでもなさそうです。

この視点は私にはなく、なるほどなぁと思った次第です。

他にもまだまだあるんですが、紙幅の関係上、今回はこの3つにとどめておきます。

何がともあれ、

男性育休に対する否定派の方々のご意見が、私には多大なる学びだったのです。

今後も夫婦の在り方、家族の在り方、
いろいろ模索していきたいと思います。

と、言いながらも私はやはり男性育休をおすすめしたいですね。笑
男性育休が多様な面でプラスになると信じています。

その1つが育休による男性の働き方の変化。次のブログはおそらく復職後になりますので、「復職」をテーマに書いてみたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます!!!

ではでは!!

投稿者プロフィール

ゆーでぃー
ゆーでぃー
中学校社会科教師。1年のワンオペ育休中。
ゆーでぃー

投稿者: ゆーでぃー

中学校社会科教師。1年のワンオペ育休中。

「男性育休の「影」」への2件のフィードバック

  1. こういうブログ好きですーーー!!!一つのことを掘り下げていくこの感じ!!!とても楽しく読ませてもらいました!!!ありがとうございます!!!

    まだまだ「育休」は会社や男性だけでなく、女性にも受け入れるのに時間がかかることなのかもしれませんね!

    このブログで一番刺さったのは、『育夫』!!!!!笑。

    育児と同じくらい大事なことなんやろうなと考えます!ここにいるメンバーは自分で父親という存在を育てていこうとしていますが、普通はそうはいかない!また、自分で父親を育てていこうにも中々上手くもいかない!笑。辛くなって断念して、けど、また前を向いて歩き続けてという繰り返しですよね!

    妻が大好き、子供達が大好きだというモチベーションだけで踏ん張っているパパさんが多いのではないかなと思います!

    育児論や夫婦論は、人生論に繋がります!それは仕事論も含めて!

    「育休」というのも別に特効薬でも何でもなく、それまでの過程や、その中でまたどうしていくのかが大事ってことですよね!「めあて」と「評価」は必要不可欠です!笑。あ、学校の先生っぽくなっちゃいました!笑。

    このブログを読みながら様々なことを考えさせてもらいました!感謝です!!!!!

    今回も有料級のブログをありがとうございます!!!!!

    次は復職後!?そうなりますね!色々なお話を聞かせてもらえるのをとても楽しみです!(≧∀≦)

    これからのゆーでぃーさんの更なるご活躍を心より願っております!!!

    1. ゆういっちんさん!

      おっしゃる通りで、まだまだ女性にも理解されない部分があります。
      でも女性にしろ男性にしろ、男性育休に対して発してくれた反対意見はすごくためになります!
      それを自分たち夫婦や自分の父親としての在り方に生かしていければと思ってこの記事を書きました!
      そしてまさに!育休は特攻薬ではなくありふれた普通の日常です。
      ですがきちんと振り返って得るもの得ないとなぁと思います!
      またフィードバックさせてもらいます!!

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