あそび発達のワークショップを開催 中谷萌さん

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神奈川県であそび発達インストラクターとして活躍中の中谷萌さんから活動報告をいただきました。

中谷さんは、先月、あそび発達インストラクター資格を取得されたばかりですが、早速、あそび発達のワークショップを開催されたそうです。

あそび発達インストラクターは、まだまだ新しい資格ですが、中谷さんのように、あそびの大切さや、あそびの意味、その学びについて、実践しながら教えてくれる先生がいたら、救われるお母さんたちは多いのではないかと思っています。

中谷さんの詳しい活動報告は、下記に記載させていただいておりますので、ぜひご覧ください。

活動の経緯

私は現在、長男(3歳7ヶ月)と長女(1歳3ヶ月)の母です。
長男が生後2ヶ月の時にベビーマッサージと出会い(個人宅でされているお教室です)、初めて「心の対話」を感じました。

それまでの私は、こどもに対して苦手意識さえもっていて、それは「こどもとはコミュニケーションがとれないもの」と思ってしまっていたからでした。しかし、赤ちゃんは言葉を発する前からコミュニケーションをとろうとしていました。問題は、受ける側の私の「受信力」にあるのだと痛感しました。

子供の成長とともに、「子供の発信を受信する力」「あそびを広げるためのアシスト」を自分の子育てテーマとして、日々生活しているところです。

色々なママから「こどもとのあそび方がイマイチ分からない」「朝になると、今日は何して過ごそう…と憂鬱になる」という話をよく聞くようになりました。
そういえば私は、朝起きた時に「さて、今日はこどもたちと何して遊ぼうかな?」と思うことはあっても憂鬱にはならないな、と気づきました。

毎日イベントを入れてない限りは、普通の日常生活でこどもと過ごす時間が圧倒的に多い。その毎日の育児自体が楽しめていないと、ママは苦しくなってしまう…

そこでベビーマッサージの先生にそんな私が何かママたちの為にできることはないかと相談したところ、ワークショップ開催の後押しをしていただけることになりました。

活動内容

「受信力をあげて楽しくコミュニケーション♫あそびづくりワークショップ」

と題し、今回は単発での開催で、対象は生後6ヶ月~1歳半としました。
料金は1500円で、場所は自宅の一室で行いました。

集客は先生のHPやFacebookで告知していただいたので、私は何もしていませんが、告知してから数日で5組の親子で満席となりました。このワークショップでの最大のテーマは、「今目の前にいる我が子の心の動きをキャッチする」ということでした。

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最初に学びのサイクルと発達心理学(エリクソンのライフサイクル理論第3段階まで)について、続いて私が子育てにおいて感じた「受信力」の必要性についてを具体的なエピソード(イヤイヤ期や幼稚園プレでの母子分離など)と共に紹介しました。

そしてこの「受信力」を使ってこどものあそびに関わる時のポイントなどをまとめました。ここでも我が家で行った(行っている)あそびの数々を紹介しながら進めていきました。我が家では、1日を「動のあそび」「静のあそび」「絵本読み」のサイクルにしていて、その具体例も紹介しました。

ワーク①「こどもチャンネルに合わせるワーク」

ワーク①は、「こどもチャンネルに合わせるワーク」として、ご自身の幼少期にした、「今思うとくだらないあそび」を思い出し、いくつか挙げてもらいました。
その当時はそのあそびのどんなところに興味があったのか、ワクワクしたのか(心の動き)と、当時の自分に「いいね!」するとしたらどんな点か(褒める)をそれぞれ挙げてもらいました。

このワークの狙いとしては、どんなあそびでも必ず何かしらの学びがあり、くだらないで片づけてしまってはもったいない!ということです。

様々なあそびエピソードが出ましたが、ワクワクポイントとして「相手が喜ぶのが嬉しかった」というのが一番多く、これはやはりあそびにおいて相手の好意的な反応はこどもに自信をもたせるということがよく分かりました。

ワーク②「あそびのタネを増やすワーク」

ワーク②は、「あそびのタネを増やすワーク」として、紙の卵パックで考えられるだけあそびを考えてみるというものです。

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このワークの狙いは、身近な廃材でも何通りものあそびができ、そのあそびの引き出しを親がたくさんもっていることで、こどものあそびを広げる手伝いができるということです。(あくまでも、こちらから与えるのではないということは強調しています)

実際多くのお子さんは、卵パックを配った時点で、何かしらのあそびを始めました。

     
  • 突起に色々な大きさのマスキングテープの芯をはめたり外したりを繰り返す
  • ミニカーを入れていないいないばぁをする
  • 穴をあけて、色々なものを押し入れてみる

またママからは

     
  • フタを切ってどこに入ってるかを当てるゲーム
  • 卵パックを顔に見立ててパクパクさせてごはんを食べさせる
  • ミニカーの駐車場に見立ててミニカーを収納する
  • など、様々な案が出てきました。

私から「○○さん、何か思いつきました?」と振ったり、自由に案を発言してもらったりしました。

他の方の意見は、自分では思いつかないような発想ばかりで大変刺激になりました。

ワーク③「受信記録をつけるワーク」

ワーク③「受信記録をつけるワーク」として、今目の前にいる我が子の観察をしてもらいました。

項目を、心の動き・体の動き・学び(←ここまで「学びのサイクル」に沿って)・導き(適度な介入)・「いいね!」ポイント(褒める)に分けて記入してもらいました。

導きが一番難しかったようで、空欄の方もいらっしゃいました。 しかし皆さんこどもが何かしらの学びは得られるということには気づいていただけたようでした。また心の動きをよくキャッチしようとされていて、ここがまさしくこのワークショップの一番のテーマだったので良かったです。

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最後に簡単なアンケートに答えてもらい、終了となりました。

皆さんからのご感想としては、「他の人の発想を聞けて刺激になった」「もっとこどもと向き合う時間をとろうと思った」「既製のおもちゃでなくても、こどもにとっては立派なあそび道具であり、そこには必ず学びがあることが分かった」などをいただきました。

私としては、初めてのワークショップだったので、やってみないと分からないことだらけでした。初めの発達心理学や受信力のポイントなどのところについて少し時間を使いすぎてしまい、ワークにも時間を使いたかった為、途中のあそびのポイントについての話をだいぶ端折ることになってしまいました。
また自由に発言してもらったものの、シートへの記入に気をとられていたところがあったので、皆さんの意見を可視化してシェアできるような進め方にすべきでした。

時間は1時間半を予定していましたが、実際には1時間45分くらいかかったと思います。 こどもたちは1時間くらいであきてしまっていたので、1時間くらいでおさめられるようなコンパクトな内容にする必要もあると思いました。

今後は育児サークルで講師として活動したり、ワークショップを開催したり、もう少し具体的なあそびのテーマを決めた教室をしたり、少しずつ活動の幅を広げていけたらと考えています。

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