子どもの能力を伸ばすカギは、親が握っている(2)

 前回の幼児教育の話の続きです。もともと子どもが持っている能力を伸ばしてあげるのが、幼児教育だという話でしたが、実際には、どういうことが起こっているのでしょうか  お受験のための幼児教育、つまり「塾」で、実際に行われてい・・・

子どもの能力を伸ばすカギは、親が握っている(1)

 今日は、幼児期~学童期(3~12歳)の「教育」について、お話したいと思います。もちろん、発達の観点から見た場合、それぞれの発達段階に応じた発達の課題があるのですが、今日は、少しそれとは別の観点でお話したいと思います。 ・・・

布おむつか紙おむつか-おむつでコミュニケーション

最近アメリカは、環境問題に意識が高い人が増えてきているせいもあって、どのメディア媒体でも環境問題を取り扱うときに、「布おむつがいいのか、紙おむつがいいのか」ということを必ず取り上げます。 アタッチメント育児を推奨するよう・・・

幼児教育、学ぶのは子どもじゃない

 私は、幼児期に習い事をすることそのものは、特に反対ではありません。でも、幼児期の習い事には、それなりに気をつけなければいけないことがあるとも思っています。それを無視してしまうと、子どもの心を抑圧し、健全な発達が得られな・・・

母乳育児でアタッチメント

まず、始めに。アメリカでは、母乳育児率は日本より20%は下回っていると思ってください。アメリカにはさまざまな人種がいます。なかでも、貧困、教養がない、若い世代に多く人工乳が使われています。もちろん、そういった層だけではあ・・・

ミカ・カーンのプロフィール

Mika Kern(ミカ・カーン) アメリカ在住。アタッチメント育児を実践する子育てママにして、育児サイト「コンフィーベビー」の運営者。アメリカの育児事情を、オンタイムでお届けします。 自己紹介:現在、息子、娘、アメリカ・・・

発達の階段を無視した幼児教育は逆効果?!

まずは、「愛着」の土台作り 発達心理学の世界では、愛着形成がしっかりできた子どもは、情緒が安定していて、想像力が豊かで、なおかつ問題解決力に富み、論理構築能力に優れた子どもに育つための土台が、非常に豊かにしっかりと育まれ・・・

講座を通して受講生から学んだこと

明日は、「育児ファシリテーター」2008年2月期養成講座の最終日です。 育児を経験してきた受講生たちが、座学として、発達心理学や社会学、コミュニケーション学を学んだとき、言葉や知識を超えた理解が生じたのを感じました。それ・・・

モンテッソーリ:無干渉の法則

かの有名なモンテッソーリが教師のあり方について述べたこんな一節があります。  教師は、子どもたちが自分自身で活動できるように準備するだけで、背景に引きさがるべきであるということが、ますます経験から明らかになってきます。 ・・・

いまどきの産婆―現代開業助産師考― その2

1 はじめに 先回の助産婦紹介につづいて、今回は、本当に「助産師職」が現代の日本社会において「必要とされる職種」であるかどうかを検証してみたい。もちろん「助産師」である私自身の見解は、言うまでもない。私は、日本において、・・・

遊びを創造する遊び方・・・「メタ認識」(2)

さて、前回は、「シンプルで、遊び方が決まっていないおもちゃ」について、それが、遊びにおいて「変わらない軸」である、というお話をしました。

遊びを創造する遊び方・・・「メタ認識」(1)

先日「あのねっと」という愛知県児童総合センターが発行する機関誌の取材をお受けしました。 発達と遊びの専門家として、「遊び」と親の関わり方についてのインタビューでした。

親が子育てを学ぶ時代

「親が子育てを学ぶ」と聞くと、ちょっと抵抗したくなると思います。親は、本来、勉強なんかしなくても子育てができるはず、と思われるのではないでしょうか? また、「勉強によって、子育てができるようになる、なんてあり得ない」と思・・・

発達においては、バランスと順番が大事

発達心理学者ピアジェの認知発達論によると、子どもの発達には次の4つの段階があるといっています。 1. 感覚運動期(0~2歳) 2. 前操作期(2~7歳) 3. 具体的操作期(7~12歳) 4. 形式的操作期(12歳以降)

自己実現の鍵は子育てにあり!

エングロスメントという言葉を聞いたことはありますでしょうか? 子育てによって、人間としての円熟味が増していくということです。これは、学術上立証されていることです。子育ては、親本人の自己成長を促し、自己実現を助けてくれます・・・

心の病の時代に必要なモノ

先日、こんなニュースを耳にしました。 保育園(幼稚園だったか?)の園長先生が、焼身自殺で亡くなりました。 自殺の理由は、園児の親からの執拗な抗議に耐えかねたそうです。 子どもが、あるとき園でケガをして、引っかき傷を作って・・・

パパ大豆式「玩具の安全性」の見分け方、教えます!

最近、こんな質問を、しばしばいただきます。 「中国製」というだけでどうしても抵抗を覚えてしまいます。一方で、玩具の殆どが中国製品であるという状況で、購入に頭を悩ませています。 第三者認証を取得している玩具は安全といいます・・・

第一回トータル・アタッチメント・ケアファシリテーター養成講座が終了しました。

9月28,29,30日と10月16日の4日間で、第一回のトータル・アタッチメント・ケアファシリテーター養成講座が終了しました。 一日8時間の講義を4日間ということで、大変ハードなスケジュールだったにも関わらず、受講された・・・

これからの「子育て支援」のあり方について考える

私は、「子育てを仕事」にして、「金銭的報酬をもらう」ということが、これからの社会において、非常に重要なことであると考えます。

お母さん、大変です!お口の中に「へび」が?!

お口の中には、目には見えないバイキンが山ほどいます。歯磨きを怠ったりした場合、1兆個の数に達してしまいます。  自分の口の中のバイキンを歯医者さんの顕微鏡で見て、ショックを受けた人もいるでしょう。

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