「1:発達心理学・医学・社会学の話題」の記事一覧(3 / 3ページ)

まずはやってみる ~ 感覚運動知能 と メタ認知 ~

先日面白いことがありました。 協会の事務所には、小さなベランダがあります。朝のそうじのときに、そのベランダから、手持ち用のモップの先(モップ部分)を落としてしまいました。 モップは、下の階の雨よけの上に落ちました。そこは・・・

発達の階段を無視した幼児教育は逆効果?!

まずは、「愛着」の土台作り 発達心理学の世界では、愛着形成がしっかりできた子どもは、情緒が安定していて、想像力が豊かで、なおかつ問題解決力に富み、論理構築能力に優れた子どもに育つための土台が、非常に豊かにしっかりと育まれ・・・

モンテッソーリ:無干渉の法則

かの有名なモンテッソーリが教師のあり方について述べたこんな一節があります。  教師は、子どもたちが自分自身で活動できるように準備するだけで、背景に引きさがるべきであるということが、ますます経験から明らかになってきます。 ・・・

遊びを創造する遊び方・・・「メタ認識」(2)

さて、前回は、「シンプルで、遊び方が決まっていないおもちゃ」について、それが、遊びにおいて「変わらない軸」である、というお話をしました。

遊びを創造する遊び方・・・「メタ認識」(1)

先日「あのねっと」という愛知県児童総合センターが発行する機関誌の取材をお受けしました。 発達と遊びの専門家として、「遊び」と親の関わり方についてのインタビューでした。

発達においては、バランスと順番が大事

発達心理学者ピアジェの認知発達論によると、子どもの発達には次の4つの段階があるといっています。 1. 感覚運動期(0~2歳) 2. 前操作期(2~7歳) 3. 具体的操作期(7~12歳) 4. 形式的操作期(12歳以降)

子どものメンタルヘルス:解離という精神障害と親子関係(2)

前回からの続きです。 実際に解離傾向が見られる子ども(6歳)とその両親の臨床テストも行われています。 部屋の中で、子どもの両側に両親がそれぞれ座って、おもちゃを与えます。それを、子ども側と親側の両方からビデオ撮影して観察・・・

子どものメンタルヘルス:解離という精神障害と親子関係(1)

先日、児童精神医の先生のお話を聞きましたが、基本的に、発達心理学で言われていることと同じ結論に至っている、と言う印象でした。最近では、医学者と心理学者が同じチームで、医学的アプローチと心理学的アプローチの両面から、研究を・・・

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