【10周年記念】講師からのメッセージ

10周年を記念して、当協会の認定講師の皆さまから受講生に向けてのメッセージをいただきました!ぜひご覧ください!

                                           

島田恭子 認定講師

受講生の皆様

島田恭子と申します。私は平成20年度に日本アタッチメント育児協会にめぐり合い、ABMベビーマッサージから引き続き、育児セラピスト1級、トレーナーコースを経て、当協会の講師を務めることになりました。

現職は児童福祉施設の乳児院の施設長で、施設周辺からの虐待家庭を防止するために「集いの広場事業」を開催しています。乳児院を利用する保護者にはご自身の生育歴に課題があり、適切な親モデルを持たない保護者に支援をしています。さらに、施設周辺のご家庭でも子育て支援を要する家庭があることを知り、広場事業+訪問型子育て支援事業を行っています。

平成21年度から当協会の講師を務めさせていただき、沢山の受講生と関わらせていただきました。その数は、8年間でおよそ800人になり、振り返るとその大変な数に驚いています。

そうした受講生の真剣さを考えますと生半可な態度ではお受けできません。ですから私は、担当講座を絞っております。現在の担当は育児セラピスト前期・後期、アタッチメントベビーマッサージ、アタッチメントヨガ、あそび発達です。

私がそれぞれの講座で大事にしていることをここでご紹介します。

育児セラピストとアタッチメントベビーマッサージの講義では、アタッチメント形成には安全な環境と安心して子育てができること、そして親側に頼れる存在があることを伝えています。いくら気持ちがあっても、一杯一杯の状況では子どもに対する気持ちの余裕がなくなり、子どものアタッチメント行動に応答的に応えることができなくなります。

アタッチメントヨガでは「休息を促すこと」の時間を提供することが重要です。私はインドでアイアンガーヨガでハードなポーズを期待して渡印したのですが、私を見た先生は「あなたに一番必要なことは休息すること、体と心を休めること」日本で忙しく動き回っていることが見破られてしまいました。この体験が、アタッチメントヨガが求めるものの理解につながりました。妊産婦さんにとって休息が必要で、マインドフルネスな状態を保つことを提供することがヨガインストラクターの役割です。

あそび発達インストラクターは発達心理学の子どもの成長発達段階を理解して、楽しく一緒に「あそぶ」ことで成長を促進することを保護者に伝えることが必要です。そして、親に対しては「ほどほどがいい」ことを伝えて、無理をさせないよう支援していくことが大切だと伝えています。

これらは、全て実際にテキストの中や講座の中でお伝えしている内容です。今、ご自身の資格を活かしていない方は、もう一度、テキストを読み込んで自信を持って活動の道を歩んでいただきたいと願います。

トレーナー 島田恭子

大塚一恵 認定講師

10周年おめでとうございます。
思い起こせば、2008年ABM7期生から、迷うことなくトレーナー養成講座へ。
その出会いと学びはとても刺激的で、うれしい宝物となっています。

2009年より講座を担当させていただき、その一つ一つを振り返ると、さまざまなことが思い出されます。素晴らしい巡り合いに感謝いたします。

インストラクターになられた皆様は、当時の思いと今の思い、いかがでしょうか?
私たちは、出会いを通して学び合い、癒され、人と人のつながりは相乗効果を生み出し、力を引き出してくれることを体感しています。

今までを振り返り、同志の顔が浮かんだら、また一緒に歩み出しましょう!
小さな一歩も前進です。微力は無力ではありません。今の歩みが明日を創ります。

早川貴子 認定講師

設立10周年、おめでとうございます。この10年間、講座で出逢った皆様に、心から感謝申し上げます。講座の中で私もまた、皆様からたくさんの学びをいただきました。

人は人として生きるために、一人でいられる術を学ばなければなりません。でもそのためにはアタッチメントが欠かせない、一人でいても誰かの大切な人である私、隣にいる人を大切にする私、アタッチメントは、社会で生きる生物としての大切な術だと思います。

学びは、実践の積み重ねと共に、自らを成長させます。皆様の引き続きの学びとご活躍を、心から応援しております。

言の葉の及ばぬ先の祈りをば ただ一触れの温もりに問ふ

熊谷れい子 認定講師

受講生の皆様こんにちは、トレーナーの熊谷れい子です。
志の高い皆様との講座での出会いが、トレーナーとしての私の気持ちをいつも奮い立たせてくれます。
「講座内容の100%の理解と20%の個性」をいつも心に留めながら担当させていただいて、5年目に入りました。

講座当日の皆様の自己紹介、受講の動機をお伺いし、「今日の20%の個性の内容は○○にしよう!」と決めています。

その20%の個性の内容には、母として、妻として、短大の講師、音楽教室の講師、保育園やこども園、子育て支援センターでのリトミックの外部講師としての私の仕事がおおいに活かされています。

また、レッスンをしていても、アタッチメントの補足図が頭に浮かび、「私とこの子たち、そして保護者の方に良い影響を与えられるといいな」と、アタッチメントの重要性を常に感じながら接し、大分県内を愛車で駆け回っています。

受講生の皆様とスキルアップ講座でお会いできることを、心から願っています!

権かおり 認定講師

受講生の皆さまへ

それぞれの始めの一歩!を考えていただいてからその後いかがされておられますか?活動は人それぞれなので、出来る事から無理なく始めて頂ければと思います。

お母様や子どもさんに向き合い寄り添う事で、どれだけその方が癒され楽になられる事でしょう。どうぞアタッチメントをしっかり軸に持ち、一人でも多くの愛着安定型の子どもを世に送り出すお手伝いをしていただければと思います。

「子どもが幸せな時、まわりみんなが幸せ」そんな笑顔一杯の世界が広がればいいですね。皆さま一人一人がその役割を担う大切な大きな存在なのです。

今後の皆さまの益々のご活躍を心より応援致しております。

そして私自身も皆様と共に在り精進して参りたいと思います。

泉ひとみ 認定講師

講座では、受講生の皆さんの問題意識や向学心が高く、私自身がたくさんの刺激やパワーをいただいています。講座の度にどんな方々と巡り合えるか、いつも楽しみにしています。

受講生の皆さんは地域、立場、職種、それぞれ異なる立場だと思いますが、目的は同じですよね、アタッチメントは皆さんの活動をとおして、周囲のママ達に浸透しつつあります。ママ達の育児がもっと楽しく、そして子供たちが幸せになることを願っています。

村上利香 認定講師

協会開設10周年、おめでとうございます

私のアタッチメント育児協会との出会いは、ベビーマッサージを学びたいと思い受講したのがスタートでした。医療の現場で看護師として勤務している際、出産してからの赤ちゃんとお母さん、お父さんのご様子は、健診に来院して頂かないと確認できない為、その先の大切な時期のサポートができたら・・・と、考えていました。その後、産後のお母様のケアのサポートをさせていただく中で、アタッチメント育児協会の他の基礎講座の受講と並行しながら、働く環境を医療現場から乳児院に移行いたしました。

現在は約、60余人の乳幼児の健康管理を看護師として担いながら、アタッチメント育児協会での学びを軸に赤ちゃんと、お母さん、お父さんに関わりながら、育児に対して日々取り組んでいます。

アタッチメント育児協会の講座を受講された方々に共通していることは、自らの子育ての為に学びたい方、現職においてスキルアップを図りたい方、赤ちゃんの事、子育てに関する事を学んでお母様方の支援をしたい方など、皆さんビジョンが明確である事です。そのため学ぶ意識がとても高く、受講者さん同士が共感し合ったり、アドバイスし合ったりと、とても感動的な場面を多く拝見します。私も皆さんからたくさんの感動や、学びを頂いております。この相互作用により、一人でも多くの赤ちゃん、子ども達が幸せであります様に、一人でも多くの子育て中の方々、子どもに関わる仕事をしている方々が自信を持って、明るく楽しく活躍できます様に、アタッチメント育児協会の一員として応援しています。

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