全国大会スキルアップ講座:アタッチメント・ヨガ インストラクター養成講座

カウンセリング・対人援助

さらに、この講座では、ヨガを求める人の「心理的要因」を学び、教室に来る生徒さんに対する対人援助法を学びます。

ヨガを習う人の理由は、人それぞれでしょう。健康のため、ダイエットのため、ストレス発散のため、心の安定のため・・・では、マタニティヨガやベビーヨガに焦点を当てた場合どうでしょうか?

第一に来るのは、「ハッピーで安全な出産」と「ハッピーで楽しい子育て」を実現するためでしょう。心理学で言うと、表の顕在的な欲求です。実は、これに対応するように、裏の潜在的な欲求というものが、人にはあります。こちらは、本人さえも意識していないことも多いものです。

それは何かというと、「出産に対する漠然とした不安」や「これから始まる子育てに対する不安」「自分は親になれるのかという不安」でしょう。マタニティヨガ、ベビーヨガを習いに来るお母さんの多くは、この「不安」という心理要因を、ハッピーな表の欲求の裏に隠し持っているのです。

インストラクターは、生徒が、意識せずそうした「不安」を抱えてやってくることを知っておく必要があり、またそうしたお母さんたちにどのように対応すると良いのかを知っておく必要があります。この単元では、臨床心理の基礎知識を学ぶことで、人間心理を学びます。その上で、生徒への対応方法を「対人援助法」として学び、円滑な教室運営、より生徒にとって意味の深い場づくりが出来るように導きます。

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