育児セラピスト・ライフサポーター講座

ボウルビーのアタッチメント理論で、アドラーの個人心理学を読み解く

0期の今回、受講生ひとりひとりの自己紹介を聞きました。じつに、さまざまな業界、さまざまな立場の方が参加されました。年齢

も30代から60代までいました。

語られた受講動機もさまざまでした。子育てや子どもへの対応に活用したい人、アドラーを学びたい人・深めたい人、悩み相談やカウンセリングを学びたい人、よりよく生きる技術が学びたい人、社員やスタッフのマネジメントに活用したい人・・・

自己紹介を終えたとき、これまでの講座とはすこし様相がちがうことを、わたしも、受講生も感じました。講座に期待するもの、想定する対象者が、みんなそれぞれ違っていたのです。この傾向は、昨年の「アタッチメント・心理カウンセラー」により近いかもしれません。 「アタッチメント・心理カウンセラー」と今回の「育児セラピスト・ライフサポーター」は、『おなかからのアプローチと背中からのアプローチ』というような関係性にあります。ボウルビーのアタッチメント理論は、「人というのは、こういうものだ」という構造が出発点となっています。それに対して、アドラー心理学は、「この人はこういう人だ」という個が出発点になります。それが、冒頭の『「構造と全体像」と「個の見立てと方針」をともに活用する』という表現につながります。

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