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グループ2:子どもが生まれてからの、夫婦のすれ違いをどう扱えばいいの?そこから起こる夫婦のいさかいや、セックスレスの問題も深刻です

 

グループ2は、座談会・第二部のパパたちのグループです。発表は、藤岡さん。この話の背景には、夫婦共働きであることもありそうです。

発端は、メンバーの佐伯さんの事例でした。子どもが生まれて間もないころ、ささいな喧嘩の末に奥さんから思いもかけずもらった手紙。夫婦間のスキンシップが減り、セックスレスになっていること、それによって、ふたりの関係がすれ違ってしまって、このままでは良くない、という内容でした。夫の佐伯さんは、あらためて言われてみればそのとおりと思いましたが、奥さんからの手紙がなければ、何も気づくことなく、ある日突然、離婚になってしまってもおかしくなかったかもしれない、と回想します。

 

この話を受けて、秋田県の高橋さんから、「東北の男性は、スキンシップとか夫婦間コミュニケーションなんて気にかけもしない。関西人気質ですかねー。」たしかに、今回の5人のパパは、みんな関西在住です(一人は、愛知県出身)。地域差はあると思います。それ以上に大きいのは、世代差ではないかと思います。
 20代後半~30代前半の世代は、“スキンシップ”や“セックス”という言葉をサラッと言います。また、実際に奥さんとのスキンシップを自然にやっている人も多い。わたしの世代(50代)だと、こうした話題はタブーな感じが正直あります。

 

会場の小谷さんからのお話。40代の小谷さんご夫婦は、共働きで、子育ても家事も分担しているので、子供を寝かしつけて落ち着いた一日の終わりに、お互いをねぎらうための「ハグ」を毎日するそうです。ハグをルーティーン化すると、それが夫婦の潤滑剤になると言います。たった1~2秒のハグでも、相手がどのくらい疲れているのかわかるそうです。さらに鎌村さんは、ベビーマッサージ講座で習った「パパママ・マッサージ」を、ベビマ教室で紹介してますが、ハグと同様の効果があると報告してくださいました。グループ2のメンバーの竹安さんも、「行ってきますのチュー」をするようにしたら、一日のやる気が出るのを感じたと言います。

会場の本郷さんからは、出産直後は、スキンシップを受け付けない時期があったお話をしてくれました。夫のことが大好きな気持ちは変わらなかったので、代わりに手紙のやりとりをして、気持ちを伝えたと言います。佐伯さんの奥さんからの手紙もそうですが、文字の力は、スキンシップに通じる効果がありそうです。

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