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子育てマインドフルネス インストラクター養成講座

子育てマインドフルネス

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いま、子育てに『マインドフルネス』が欠かせない理由

子育て中のママが、子どもと接している時、あるいは夫婦関係の中で、ついつい生じてしまう怒りやイライラの感情に捉われてしまうことは、思った以上に多いと思います。こうした「捉われの感情」は、われわれが思っている以上に深刻にとらえなければならない問題です。この感情は、表に出せば自らの子育てにダメ出しをすることに繋がってしまいます。また、その場では抑えたとしても、その感情は蓄積され、やがて心の不調に繋がったりしてしまいます。

マインドフルネスは、子育てや夫婦関係で生じるこうした怒りやイライラの感情をリセットして、そうした感情に捉われにくいマインドを育ててくれます。それだけでなく、不安が消えない、心がモヤモヤする、やる気が起きないなどの「うつ」や「不安症」といった「心の不調」に対する心理療法としての役割も持っています。

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ただ「やる」のではなく、理論や背景を知った上で取り組まないと、本当のマインドフルネスの真価は得らない

マインドフルネス

この講座は、そんなマインドフルネスの歴史、成り立ちと理論を学び、その上で、日常のセルフケアとして行うマインドフルネス実践法を学びます。マインドフルネスは、実践者の取り組み方の深さによって、内面で起きる心的作用や身体に起きる作用は違います。本講座では、マインドフルネス入門者から、真のマインドフルネス探究者までが、それぞれに取り組める内容になっています。

それは、メソッドもさることながら、理論の本質性を追求している点にあります。そのために、心理学や医学の心理療法的立場だけでなく、ヴェーダや禅といった哲学的な側面も学び、さらにアタッチメントとの関係性の中でマインドフルネスを理解することを試みたカリキュラムとしました。そうした理論と背景を学んだ上で、実際の実技メソッドを学びます。

実技メソッドは、「Begin(はじめる)」・「Do(続ける)」・「Enjoy(楽しむ)」という3つの段階を設定し、マインドフルネス入門者が、始めてみて、それを習慣化し、楽しみを見出せるように作っています。最初は覚えやすく、取り組みやすいものから始めます。次に、続けて習慣化するために、日常の生活や子育ての中で効果が実感できる、あるいは感情に対応できるような目的の明確なマインドフルネスに取り組みます。そして、最終的には、マインドフルネスを楽しむ姿勢が出来上がり、子育てを楽しく、人生を楽にしてくれる、なくてはならない日常の一部となることを目指します。

マインドフルネスで、子育てが楽しくなる、人生が楽になる

マインドフルネス

たとえば、『子育てマインドフルネス』の実践メソッドには、こういうのがあります。

●「子どもに『イラッ』として怒りが出てしまった時、我に返るマインドフルネス」
●「他の子とわが子を比べてしまう自分から離れるマインドフルネス」
●「夫婦喧嘩のあとに、相手への罪悪感と怒りが入り混じった、何かやり切れない気分をリセットするマインドフルネス」

どちらも、あとで冷静になると、自己嫌悪になったり、イヤな気分が残ったりするような場面で、よりマインドフルな自分でいることができます。

また、もう少し深刻な場面にも、マインドフルネスは対応しています。

マインドフルネス

●「なんか気分が落ち込んで、胸の中がモヤモヤして、やる気がしない」
●「子育てが不安で、自信がなくて、気分が滅入ってしまう」

といった、うつや不安症あるいはその一歩手前のような深刻な状態です。こういう場合、1回のアクションで片が付くわけではないので、何回かのステップで、ある程度日数をかけたマインドフルネスを行います。その手順や方法もきちんとあります。

これらは、ほんの一例ですが、マインドフルネスは、我々が生きていく中で生じる「心の揺れ」や「ざわめき」を鎮め、マインドフルな状態に導いてくれます。どれも、誰でもできて、自分だけで出来るものです。(もちろん、子どもと一緒にできるものもあります)

マインドフルネス

「心のあり様」を育て、深める

マインドフルネス

しかし、マインドフルネスにおいて重要なのは、これらの「やること」そのものではないと私は考えます。大事なのは、「心のあり様」です。どんな心のあり様を得たいのか、そのあり様を、どう育て、深めていくのか。それによって、私たちの人生は、より幸せに、より豊かなになります。

子育てする上で都合が良いという理由で、マインドフルネスをするのは、入り口としては、とても良い入り方です。「子どもを無暗に叱りたくない」そうした明確な目的意識は、続ける原動力になります。そうして、続けているうちに、いつしか当初の目的は当たり前に叶うようになります。その段階では、次の目的意識が育っています。例えば「子どもが憧れる母でいたい」こうして続けていくうちに、「心のあり様」が深まっていく。

How to やTo do を学ぶだけでは、それは起こりません。マインドフルネスの成り立ちや哲学を学び、その方法論を修める。その上で、「いまここ」の自分にとってのマインドフルネスは何か、それをどう育て、深めていきたいのかに目を向けることが重要です。

◆マインドフルネス尺度による実践前と実践後の変化

前提

今回、講座を受講する前、つまりマインドフルネスを一切実践する前の状態で、マインドフルネス度を点数で測ることのできる「マインドフルネス尺度」に答えてもらいました。

その後、マインドフルネスを3日以上続けてもらった段階で、同じ「マインドフルネス尺度」に答えてもらい、合計点数の変化を観察しました。下記が、そのグラフになります。

マインドフルネスグラフ

考察

グラフを見ると、実践前には 40 点以上の高得点群(「40-44 点」群・「45-49 点」群・「50-56 点」群)は、24%しかいなかったのが、実践後には、84%を占めていることがわかります。

さらに、29 点以下の低得点群は、実践後にはいなくなっています。この結果から、ほんの3 日程度のマインドフルネス実践でも、目に見えて効果が期待できることがわかりました。

先生が、生徒といっしょに育ち、深めて行く

マインドフルネス

この講座では、その最終ゴールを「無用の(真の)マインドフルネス」と読んでいます。一切の目的を持たず、ただ「いまここ」にある自分を、観察し、終わりなくマインドを深め続ける。真の探究者たちが求めるマインドフルネスの姿と言えます。

まずは、ご自身で実践して、マインドフルネスを実感して、それから家族の方や友人、そしてまわりのお母さんへと伝える。インストラクター自らの実践なくしては、成り立たないのがマインドフルネスです。ただ、習って、伝えるのではなく、先生自身が日々実践し、深め、それを生徒にフィードバックする。その繰り返しを通して、先生も生徒も成熟したマインドを育てる。

人に伝えることで、自身のマインドフルネスは、さらなる深まりを見せます。そうして、このマインドフルネスが、みなさんにとって、子育てに限らず、人生を通して、一生涯つきあっていけるものとなる。それが、子育てマインドフルネスです。

マインドフルネスの本質を正しく追及し、信頼性をもって学んでいただくために

本物のマインドフルネスと呼べるものにするために、理論において主要な分野である「医学・臨床心理学」と、実践において主要な分野である「ヴェーダ・ヨーガ・瞑想」において、各分野の権威にそれぞれ監修をお願いしました。

「医学・臨床心理学」分野は、ストレス研究の権威であり日本ストレス学会理事、日本マインドフルネス学会監事で、早稲田大学人間科学部教授の野村 忍先生にお引き受けいただき、医学および心理療法の見地から監修いただきました。

マインドフルネス実践を含めた「ヴェーダ・ヨーガ・瞑想」分野は、クリシュナ・マチャリア・ヨガの正式指導者で、ヴェーダ・ヨーガ・瞑想の専門家の森田 尚子先生にお引き受けいただき、ヨーガ・ヴェーダの歴史から、マインドフルネス実践のメソッド製作・監修をお願いしました。

医学監修

野村忍教授

早稲田大学人間科学学術院教授
心療内科医 野村 忍先生

神戸大学医学部を卒業後、東京大学医学部心療内科で長年にわたり臨床研究に携わり、東京大学医学部心療内科助教授を経て、2000年より早稲田大学人間科学部教授となる。専門分野は、心身医学、行動医学、臨床心理学。ストレスをテーマに医学、心理学からの研究を進めてきた日本のストレス研究の権威。日本心身医学会理事、日本行動医学会前理事長・顧問、日本心理医療諸学会連合理事ほか役職多数。

『野村先生からの一言』

「子育て」は一生の中でも最も大変な仕事です。現代社会では、もっぱら母親にまかせっきりになることが多いのですが、責任の重さや負担感から疲労困憊してしまうこともあります。一昔前までは大家族(三世代家族)が多く、良くも悪くも経験をもとにした生活の知恵を伝達し、周囲からの手厚いサポートも可能でしたが、核家族社会では母親を支える家族や友人や地域などのサポートシステムが決定的に不足しています。

母親が元気であることは、子育ての必須事項と言って良いでしょう。たとえば、子育て中の母親が「うつ病」になると子どもの精神発達に大きな影響がでることは良く知られています。ストレスとうまく付き合いながらメリハリのある生活をしたいものですね。

ストレスとの付き合い方には、いろいろな方法があります。気分転換をする、運動をする、リラックスする、趣味を生かすなど様々です。「心療内科」で勧めるリラックス法は、「漸進的筋弛緩法」と「自律訓練法」でした。最近になって、「マインドフルネス」が登場し一躍脚光をあびるようになりました。これはカバット・ジン博士が禅やヨーガの瞑想法をヒントにわかりやすく再編したものです。誰でも、どこでもできるリラックス法として、医療現場だけでなく、学校や会社・地域などでの人材啓発としても広く行われるようになってきました。

母親が、生きがいをもって溌剌として「子育て」に取り組めるために、「子育てマインドフルネス」が少しでも貢献できるといいですね。

ヨーガ・ヴェーダ監修

森田尚子先生

森田尚子 先生

インド政府公認ヨーガ指導者
クリシュナ・マチャリア ヨーガ正式指導者
ヴェーディック・チャンティング正式指導者
ヨーガスートラ講師

現代ヨーガの父クリシュナ・マチャリアの実孫カウストゥブ・デシカチャーより直接指導を受けた数少ない中のひとり。瞑想、ヨーガ、チャンティングの各種リトリートを主宰し、ヨーガ講師、経営者、アスリート、アーティストなど幅広く支持される。また、雑誌「Yogini」を手掛けるカリスマ・ヨガスタジオLotus8の指導者養成200時間のメイン講師も務める。

今でも、南インド・チェンナイのクリシュナ・マチャリアのヨーガ本校であるKrishnamacharya Healing & Yoga Foundation(KHYF)に毎年数回おもむき、ヴェーダ哲学、マントラ、ヨーガセラピー、アーユルヴェーダを追求、その修行時間は10,000時間を超える、ヴェーダ・ヨーガ・瞑想の求道者。ヨーガ実践者の参加も多いフリーダイビングの世界大会出場経験を持つ。

『森田先生からの一言』

「瞑想」というと神秘的なイメージがありますが、現代の私たちにこそとても役立つツールで「自分を知り、自分の本質とつながるための方法」です。瞑想の本質はとてもシンプルで、誰にでも優しいものです。

まずは先生が瞑想を習慣にし、その素晴らしさを実感していただき、それが生徒さんやご家族、周りの人に伝わっていき、一緒に楽しく前進して行っていただけたらとても嬉しく思います。瞑想=心の旅を楽しんでください。

マインドフルネス

▲ クリシュナマチャリア・ヒーリング&ヨガ・ファウンデーション(KHYE)での修行の様子

実際に受講された方々のお声

受講後にみなさまにご記入いただきました、講座アンケートをご紹介いたします。

マインドフルネスを学び気持ちの安定を図りたい
保育士・40代女性
メカニズムと実際の感情、情動との関連を興味深く学べました
看護師・50代女性
産後悩まれているママ達を少しでも楽にできるように
助産師・40代女性
自分の心のあり方を知るようになりました
NPO法人理事長・40代女性
子育てに悩む人にも伝えられれば
.
主婦・30代女性

その他の受講者の声はこちら 

カリキュラム



・育児セラピスト前期課程(2級) ・アタッチメント理論 基礎
・発達心理学 基礎
・子育てマインドフルネス ・親として
・夫婦関係
・人生
・心理学 ・心の不調のメカニズム
・アタッチメントとマインドフルネス
・マインドフルネス概論 ・医学、臨床医学、脳科学
・ヨーガ・ヴェーダ















・Begin(入口)メソッド ・5つの瞑想法
(ヨーガ・マントラ・手当・イメージ・アーユルヴェーダ)
・Do(続ける)メソッド ・女を磨く
・子育ての悩み
・夫婦の悩み
・深刻な悩み
・Enjoy(楽しむ)メソッド ・癒しメソッド


・Be(ただ坐る)坐禅 Appreciate(気づく)瞑想

受講費用

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※カリキュラム内に育児セラピスト前期課程が含まれている講座に適用されます。

開催時間

1日目:10:00 - 17:30
2日目:10:00 - 17:30
※ 講座終了後に、講師へ質問していただく時間もございます。

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