2日目 シンポジウム

基調講演

アタッチメントの権威 遠藤先生に学ぶ
「乳幼児期におけるアタッチメントと非認知的な心の発達」

今年の全国大会シンポジウムは、先にもお伝えしたとおり「アタッチメント・アカデミア」のお披露目を兼ねています。コンセプトは「アタッチメントを伝える大人の学校」です。子育てや子育て支援、子どもの発達だけでなく、大人の発達、生き方、生涯発達といったテーマを、アタッチメントを軸に学ぶ場所です。

アタッチメント・アカデミアのお披露目で、何を発信しようかと考えたとき、最初に浮かんだのは、日本のアタッチメント研究の権威、遠藤利彦先生でした。

「その話、もっと聴きたい!」その思いを今年成就させたい

遠藤先生には、2017年の全国大会で講演していただきました。その講演のなかで、遠藤先生が「非認知スキルというのは、まさにアタッチメントです!」と言っていたことは、わたしには大きなインパクトでした。「この話、もっとつっこんで聞きたいなあ!」当時、そう強く思いました。このときの思いを節目の今年、成就させようと考えました。講演を依頼したところ、遠藤先生には快くお引き受けいただき、今回の講演が実現しました。

講演テーマは、「アタッチメントと非認知スキル」

 

そんなわけで、全国大会2021シンポジウムは、遠藤利彦先生の講演「乳幼児期におけるアタッチメントと非認知的な心の発達」からはじまります。このテーマで、アタッチメントと非認知スキルの関わりについて、じっくりと語っていただきます。

アタッチメントの権威は、これをどう料理するのか、いまからわたしも楽しみにしています。当協会でも、「あそび発達」の講座のなかで、このテーマに取り組んでいます。今回の遠藤先生のお話は、特に「ベビーキッズあそび発達」におけるわれわれの理解をさらに深め、内容を補完し、強い説得力を付け加えてくれるものになるはずです。同じことは、「発達支援」でも起こることです。

「子どもの有能性を見出す」コンセプトのその先!

 

さらに言いますと、今年のスキルアップ講座「アタッチメント・ペアレンティング」のコンセプト「子どもの有能性を見出す」、その核になるのが「アタッチメントと非認知スキル」です。その意味では、今回のスキルアップ講座をアップデートするきっかけがもらえる予感があります。そんな、(わたしの脳への)相乗効果も期待しています。

遠藤 利彦先生 プロフィール

東京大学教育学部卒業 東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学 博士(心理学)
現在 東京大学大学院教育学研究科教授
同附属発達保育実践政策学センター(Cedep)センター長
専門:発達心理学・感情心理学・進化心理学

【遠藤先生よりひとこと】
・特に親子関係・家族関係と子どもの社会情緒的発達との関連性に関心を持っています。

・赤ちゃんが特別な愛着を示す毛布、タオル、ぬいぐるみ等(漫画スヌーピーに登場するライナスが肌身離さず持ち歩いている毛布)の研究がきっかけでこの世界に入りました。

・これまで関東・関西地区の保育所の巡回相談活動、全国の保育士・幼稚園教諭および家裁調査官や児童相談所・乳児院・児童福祉施設職員等の研修などにも携わってきています。

主要著書等
『アタッチメント:生涯にわたる絆』(共編著)(ミネルヴァ書房, 2005)
『本当のかしこさとは何か:感情知性(EI)を育む心理学』(共編著)(誠信書房, 2015)
『アタッチメントとレジリエンスのあわい』(単著)(子どもの虐待とネグレクト,2016)
『赤ちゃんの発達とアタッチメント-乳児保育で大切にしたいこと-』(単著)(ひとなる書房, 2017)
『言葉・非認知的な心・学ぶ力』(共著)(中央法規, 2019)


優秀実践者による活動発表

身近な人の実践は、なによりも参考になる

いまは立派な活動をしている人も、最初は緊張してうまくできなくて、人が来なくて集客に迷った経験をもっています。そこからブレイクスルーがあって、教室が前進します。なにか、突飛なことや、必殺技を繰り出したわけではなく、当たり前のことを、普通にやってきた結果です。そうした実践者の発表を聴くことにで、自分の仕事や活動に何かしら取り入れることが出来たり、モチベーションが上がったり、参考にできたりします。
優秀実践者のみなさんには、ある共通することが一つあります。

『その人らしく‟光る思い“がある』

この人の“光る思い”はなにか?

どの事例も、身近な人の普通の活動なのだけど、”光る思い”によって、結果としてその人らしい活動として形になっています。そのような目で発表をみていただくと、ご自身の‟やっていること“や、”これからやりたいこと“につながる共通点や参考ポイントが、きっといくつも見つかると思います。今年も、お楽しみに!

おしゃべり&交流タイム

対面とオンラインをつなぐ「空間を超えたおしゃべりタイム」

交流してる画像

今年は、東京の本会場と、大阪・名古屋・福岡の地方会場、各地のサテライト会場、そしてオンライン会場をひとつにつないで、「おしゃべり&交流タイム」を過ごします。対面で集まっている場とオンラインの場が、相互に交流できる機会にしようと思います。

大切なことは、雑談のなかから生まれることが多い

お互い自己紹介したあとは、フリートークの時間です。お互いの近況や現場の話、雑談など、自由にお話しいただける時間を設けます。具体的にどういう形にするかは、当日の様子をみて決めようと思います。

今年もやります!お悩みスーパーバイズ

交流してる画像

同じメンバーで、ワークにも取り組んでもらおうと思っています。お題は、毎年恒例の「お悩みスーパーバイズ」です。どんな悩みでもかまいません。悩みを持ち寄って、グループでひとつ決めます。それについて発表してもらい、廣島のスーパーバイズのもと、みんなでその悩みについて考えます。 毎年、スゴイことに気づいたり、一歩が踏み出せたり、悩みの正体がわかったりと、おもしろいことが起こるので、わたしも楽しみにしている時間です。

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メール:info@naik.jp

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