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「全国大会・オンライン」というはじめての試み

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今年の全国大会は、先般お知らせしていたとおり、オンラインで開催いたします。当協会にとっても初の試みです。不安もありますが、同時になにか新しい発見がありそうな予感もあります。

わたくしどもは、このコロナ禍で、すでにオンライン講座を実施しております。これまでの対面講座をオンラインで提供してみて、両者がたんなる置き換えの関係ではないことを知りました。まったく別の体験であり、機会です。

そのことは、全国大会というイベントでも同じだと思います。だからこそ、オンラインでしかできないことをやってみようと思います。くわしい内容は、後述していますので、ぜひご覧ください。 開催にあたってお伝えしておかなければならないことがございます。オンラインは、場所の制約がありません。たくさんの方にご参加いただきたいと願っております。しかしながらシステム制約上、参加者は100人限定になります。先着です。

べつに、もったいぶってるわけではないんです。“ ウェビナー ”という方法で開催すれば、参加をご希望いただいたすべての方にご参加いただけます。

しかし、この方法は選びませんでした。わたしのこだわりで、オンライン講座と同じ“ 対面、双方向のミーティング ”という方法での開催とさせていただきました。

ウェビナーだと、みなさんの顔が見えません。相互に会話したり、グループワークしたりもできません。それでは「オンラインならではの体験」にはならないと考えました。そこで、100人という人数制限を設けざるを得ませんでした。なにとぞ、ご理解ください。

「今年は、オンラインでお会いしましょう!」

一般社団法人 日本アタッチメント育児協会
代表理事廣島大三

1日目 スキルアップ資格講座

※ この講座は当協会認定インストラクター・アドバイザー資格、
もしくは育児セラピスト 前期課程(2級)資格取得者が対象です。

アドラーをアタッチメントで学んでみよう

今年の全国大会は、例年と様子がちがいます。“ コロナ禍 ”という、はじめて経験する環境です。
そして今回、オンラインでの開催を選びました。この選択は、たんなる対面のイベントの代替ではありません。オンラインは、対面とは別の独自の経験です。今年のスキルアップ講座は、それを前提に企画・制作しました。

わたしたちは、心が不安にかたむきやすい状況下にいる

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コロナ禍のいま起こっていること。わたしたちは、日々ストレスに侵され、無自覚のうちに不安をふくらませています。これは、程度の差こそあれ、すべての人に起こっていることです。

毎日報道される各地の感染者数と感染状況は、不安と緊張状態をつくります。外に出ればマスク着用と3密の回避を課され、遊びに出かけたり、旅行したり、外食したりすることを自粛して、ストレスがたまるいっぽうです。そうした生活を半年以上つづけています。

この状況は、深刻な精神リスクにほかなりません。なんとなくイライラしてしまったり、いつもなら気にならないようなことに怒ってしまったり。あるいは、やる気が起きない、無気力でだるいと感じる。これは、まぎれもなく「抑うつ」の状態です。仕事や日常生活、子育てにまで影響します。

まずは、この “ふつうじゃない状況 ” を、事実として認識することが大事です。そのうえで、「こころの対処」をする必要があります。8月にお送りしたメルマガでは、その対処法として「マインドフルネス」をおすすめしました。これは、毎日のくらしで重要なことです。

心の安定のために、人生の土台をかためる

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ここでは、もう一歩すすんでみようと思います。「よりよく生きる」ということにフォーカスしてみたいのです。アルフレッド・アドラーは、そのためにもっとも大事なのは「勇気」だと言いました。アドラー心理学は、「勇気」を持った生き方をするための「生きる技術」を説いています。

人は誰しも「劣等感」を持っています。その劣等感に対して、逃げてしまったり、目をつむってしまったり、偽りの優越感で置き換えてしまうことで精神を病む。それは劣等感を認め、それを乗り越える「勇気」がなかったからだ。その「勇気」は、その人の持つ「共同体感覚」によるのだ、とアドラーは言います。

そして、アドラーによると「共同体感覚は、生まれつき備わった潜在的な可能性で、意識して育成されなければならない」ものだといいます。上手く育てば「勇気」をもって成長する生き方ができる。そうでなければ、逃避や妄想に支配された生き方になってしまう。

いかにして「共同体感覚」を発達させ、「勇気」をもって生きるか。それこそが、「よりよく生きる技術」です。一般化して言うと、こんな説明になるのですが、これではピンと来ないかもしれません。それでよいのです。

アドラー心理学の “ わかりやすさ ” に罠がある

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アドラーの個人心理学は、子どもの育て方を教えてくれます。仕事での成功の方法を教えてくれます。幸せに生きる生き方を教えてくれます。しかし、それは、わかりやすいものではありません。簡単に効果が実感できるものでもありません。

アドラーは、あまりにわかりやすく語られてきました。子育てでも、ビジネスでも、自己啓発でも。「言葉かけ」などの実践しやすい側面ばかりが強調されて、アドラーが本当に追求した側面は、あまり取り扱われてこなかったように思います。

「ほめない」ことや「叱らない」ことも、「嫌われる勇気」も、本質ではありません。アドラー本のなかには、“ 魔法の言葉集 ”のような本がありますが「どんな言葉かけをするか」も重要ではありません。そうした耳ざわりのよいことや、わかりやすいことは注目され、ありがたがられます。しかし、その効果はその時だけです。状況をよくする行動にはなりません。むしろ逆効果、アドラーが言うところの「優越コンプレックス」にもなりかねません。それは、ただそのとき気持ちいいだけです。

アドラーの本質は、「その人の持っている心の背景を理解する」ということです。それは、アドラーの言う「共同体感覚」です。アドラー心理学の骨組みともいえる “5 つの基本前提 ” は、それを理解するためのものです。これは、決して簡単なものではありません。本質とはそういうものです。

ある言葉かけは、その人の背景がわかった上でなされたときにはじめて、その人が抱える劣等感に向きあうことのできる「勇気づけ」になります。「よりよく生きる」助けになります。それこそが、強調されなければならない側面です。

アドラーが追求した個人心理学を、アタッチメントで学ぶ

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さて、アドラーの本質に触れたここからは、アドラー心理学という“ 通り名 ” ではなく、正式名称である「個人心理学」と呼ぶことにします。

なんとなくわかったようで、わからない「個人心理学」ですが、じつは、われわれにはおなじみの「アタッチメント」ととても共通していることはご存知でしたか。なぜかというと、アドラーが重要視した「共同体感覚」というのは、ボウルビーに言わせれば「それって、アタッチメントでしょ」というようなものだからです。

そこで今回は、『アドラーの個人心理学をボウルビーのアタッチメント理論で学んでみよう』という試みに挑戦しました。これまで、アドラーに興味があった、アドラー本を読んだことがあるという方や、 “ アドラー心理学 ” に馴染めないと食わず嫌いしてきた方も、ここで一度アドラーを押さえてみませんか。

アドラーが、ここまで日本で受け入れられ、子育てから仕事、自己啓発にまで馴染まれているのには、意味があります。子どもから大人まで「よりよく生きる技術」を教えてくれるものだからです。しかし扱い方を間違えると、先述した通り逆効果にだってなります。

われわれは、“ 個人心理学 ” の本質を理解して、子育てに、仕事に、人生に活用していく智慧を身につけませんか。

安心・安全の一歩先、「よりよく生きる」に向かっていこう

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コロナ禍で、大人も子どもも心が不安定になっているいまだからこそ、アドラーをきちんと学んでみませんか。いまは、「安心して生きる」「安全な生活をおくる」ということが目先の目的だと思います。その先の「よりよく生きる」「豊かに生きる」ということにまで意識を向けるのはむずかしい状況です。

そんな時だからこそ、まずは、われわれが行動しませんか。自分に対して、子どもに対して、パートナーに対して、家族に対して、仕事仲間に対して、そしてもっと大きな社会に対して、働きかけるきっかけにしませんか。それこそが、アドラーの言う「共同体感覚」であり、ボウルビーの言う「アタッチメント」です。

みなさんと、オンラインでお会いできるのを楽しみにしております。

2日目 シンポジウム

オンライン座談会

オンラインだからこその体験にしたい

今年はこれまでの全国大会シンポジウムとは少し違った試みです。

オンライン座談会「本音で語る」

全国いろんな地域から、ぜんぶで10人くらいのスピーカーが、一堂に会す予定です。対面のイベントでは、それだけ多くの方々に集まってもらうことはなかなかできません。まさに、オンラインならではです。その方々と、ぶっちゃけトークの座談会をやります。

第一部 育児セラピストの本音

これまでに優秀実践発表していただいた方々をおまねきします。発表では伝えきれなかったことや、その後の活動、これまでの苦労話、ぶっちゃけ話などを本音で話していただきます。実践発表というかしこまった形式ではなく、カジュアルでざっくばらんな場だからこそできる話をお聞きください。いま、活動している方、しようとしている方にとっては、とてもリアルで実践的な情報が満載になることと思います。当日は、質問タイムを設けますので、遠慮なしに活用してください。この質問タイムが濃厚になるのも、オンラインならではのことです。

第二部 パパの本音、夫の本音

育児セラピスト1級まで取得した「育メン・パパ」たちを呼びます。オンライン講座を開始してから、男性の受講生が増えています。タレントのりゅうちぇるさんの影響も大きかったと思います。

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この方たちに共通しているのは、子育てに真剣にとりくむ術を学ぶ意識とともに、なんらかの形で仕事にプラスの影響を期待していることです。それぞれ違う仕事をしている方々で、バラエティに富んでいる印象があります。このパパたちに、男の本音、パパのぶっちゃけ話を聞いちゃおうという趣旨です。全員が育児セラピスト1級まで学んだ方々なので、独自の “ 子育て論 ”や “ 夫婦観 ” も聞けるのではないかと思います。こちらでも、質問タイムをとりますので、ズバズバと斬りこんだ質問を期待しています。


優秀実践者発表

● 実践した人の話には、親近感と説得力がある

毎年おこなっている優秀実践発表。今年は、オンライン上で発表していただきます。いつも感じることですが、発表者の方々は、特別に映ります。自分には、とてもまねできないことをやってのけた人のように。しかし、話を聞くと、わたしたちと同じように悩み、失敗し、試行錯誤しています。それがあって、いまの活動につながっていることがわかってきます。同時に、その方がとても身近に感じてきます。

▲ 2019年の様子

過去の発表者の方の中には、「これまでの発表を聞いて、『自分もああなりたい』『自分にもできるかもしれない』と刺激を受けて活動をスタートして、いまこの場に立つことができました」とおっしゃる方がいます。そんな「よい刺激の連鎖」が、今年も起こってくれればよいと思っています。今年は、オンラインなので、発表者の方を近くに感じることができて、質問がしやすい環境になると思われます。スピーカーが、あたかも自分に話しかけてくれているように感じるのは、オンラインの特徴だからです。ぜひご活用ください。

ランチミーティング

● 「食べる」をとおして、心をかよわせる

例年だと、お昼は「3pmさんじ」さんの彩り鮮やかなランチをご用意するのですが、今年は、オンラインですので、それがかないません。でも、ランチ会はやりますよ!オンラインでも、十分に交流できるのです。各自おてもとに好きなランチと飲みものをご用意いただいて、ご参加くださいね。

▲ 2019年の様子

ZOOM の機能をつかって、5 ~ 10人くらいのグループに分かれて、おこないます。ランチを食べながら、自己紹介や近況をシェアします。「そちらは、どんなランチにしたんですか?」「おいしそうですね~」などといった会話から、話がひろがっていく様子が、いまからイメージできます。

お悩みスーパーバイズ

● まるで1対1のカウンセリングのようなワーク

ランチミーティングと同じメンバーで、グループワークも行います。ここ数年たいへん好評な「お悩みスーパーバイズ」です。これをオンラインで行うと、どんな感じになるのか楽しみです。

現状やっているオンライン講座でも、質問タイムがそのまま「お悩みスーパーバイズ」と化すことがあります。オンライン講座だと家にいるので、帰宅のための移動がありません。

▲ 2019年の様子

そのため講座終了後ものこって白熱トークがつづくことがあるのです。まるで1対 1で相談が展開しているかのような場になります。今回も、そんな感じになるのではないかと予想しています。

いずれにしても、今回のオンライン全国大会は、対面とはひとあじ違うものになることは、まちがいありませんのでお楽しみに!

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