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心を癒すママケア

hiroshima

今年の全国大会の主役は「ママ」

「子ども」ではなく、「ママ」です。

これまでは、一貫して「子ども」に焦点を当て、発達や教育、子育て環境について考えてきました。主役は「子ども」であり「子どもの育ち」。そのための発達であり、教育であり、子育て環境なのは、間違いありません。

一方で、当の「子ども」や「子どもの育ち」にとって、最も重要で、影響力の大きな存在と言えば、「ママ」(母性的養育者)であります。これに異論を唱える方はいないでしょう。ママは、子どもの発達の立役者であり、教育の最高責任者(CEO)であり、子育て環境そのものです。

子育てが難しい時代

そんな「ママ」たちにとって、子育ては、困難の素であったり、悩みや不安の種であったりするのも事実です。現代は、紛れもなく「子育てが難しい時代」です。一昔前のママの比ではないでしょう。

ちょっと元気な子のママは、わが子は多動ではないか、発達障害ではないかと不安に駆られ、働くママは、会社では肩身がせまい、ママ友との付き合いはストレスしかない、保育園に入れようと思えば待機児童問題、そのほか幼児教室に習い事のお迎え、夫は帰りが遅いからワンオペ育児・・・。挙げだしたらキリがないくらい現代のママは、ストレスと先の見えない不安でいっぱいなのです。

子どもの育ちのために、ママを救え!

どうやら、本来の主役である「子どもの育ち」を保証するためには、こうしたママの不安とストレス問題を解決することが必要不可欠なようなのです。

そんな訳で、今年のテーマは「心を救うママケア」。

ママの心に生ずる不安やストレスを解消し、心を癒すために、支援者の我々は一体何が出来るのかを、みなさんと一緒に考えてみようと思います。

一般社団法人 日本アタッチメント育児協会
代表理事廣島大三

育児セラピスト前期課程(2級)をお持ちの方が対象です

1日目 スキルアップ資格講座

マインドフルネスで得られる
心の安定と人としての成長

みなさんの中にも『マインドフルネス』という言葉を聞いたことのある方は多いと思います。マインドフルネスは、いまや臨床における心理療法として、心理学分野だけでなく、精神医学の分野でも注目されています。

近年注目を集めているマインドフルネスですが、もとは、パーリ語のサティという仏教の言葉を英訳したものでした。その後、アメリカで、仏教における瞑想を主体に、ヨガをはじめとする東洋思想と西洋の科学、医療を融合させた心理療法として確立されました。さらに近年では、うつ病の再発予防に効果があることが確認され、日本でも大きな注目を集めるに至っています。

個人的な話ですが、私がはじめて『マインドフルネス』という言葉に出会ったのは、およそ10年前、ヨガを学び始めた頃のことです。その当時の認識は、一言で言えば「ヨガによって得られる理想的な心のありよう」という解釈をしていました。ヨガにおけるこの考え方の元は、先にもお話した仏教における『サティ』つまり、仏教瞑想の基本概念というべきものです。この仏教概念をさらにたどると、紀元前1000年ごろに編纂されたインドの『ヴェーダ』という哲学にまで至る、そのような認識でした。

つまり、今日の心理臨床や精神医学としての『マインドフルネス』は、宗教としての仏教にその元をたどり、さらに、哲学としてのヴェーダにまでたどることが出来るのです。そして、同じ『マインドフルネス』という言葉も、それぞれの立場で、その目的や意味するものが違っていたりします。

例えば、医学におけるマインドフルネスは、アメリカで生まれ育ったもので、うつ病をはじめとする精神疾患の治療を目的としており、東洋思想が元となっているものの、その特徴はむしろ西洋的であると言えます。一方、仏教におけるマインドフルネスは、宗教であり、東洋哲学であり、目的を置かず、その先に悟りがあるとしています。ヴェーダにおける哲学としてのマインドフルネスは、ヨガの中で表現されており、目指す心的状態を差します。こうした違いにより、それぞれの立場は、互いを微妙に相いれない空気感をもっています。

さて、そこで今回のスキルアップ講座としてリリースする『子育てマインドフルネス』。私は、これをどの立場でもなく、ただ「しっくりくる心の在り様になるもの」として定義してみました。言い方を換えれば、マインドフルネス的なものも、そうでないものも含めて、そうした垣根を取っ払って、『子育て』を軸に、マインドフルネスを再定義してみた、と言った方がしっくりきます。

そこで、まずは取っ掛かりの質問。マインドフルネスは、子育てにおいて、誰が、どのように必要とするのでしょうか。「誰が」に対して、真っ先に浮かぶのは、もちろん子どもを育てる当事者、つまり親でしょう。そして、多くの場合、その主体を担うのは、お母さんということになるでしょう。「どのように必要とするのか」に対しては、悩んだり、不安を抱えたりしている時や、イライラしてしまう時など、心が揺れている時に、安定して穏やかな心もちになるために必要とされるでしょう。お母さんの心が安定していて、充実していれば、子どもが育つ環境は、豊かに保証されます。つまり、子育てにおけるマインドフルネスは、「お母さんの心の安定のため」というのが第一義となると言えそうです。(もちろん、お母さんだけでなく、その先には、子どもに関わる全ての人が対象となります。)

そこで立ち現れるのは、「お母さんの心の安定は、実生活でどれくらい保たれているのか」という問題でしょう。この問題については、多くの方が「深刻な状況にある」と認識しているのではないでしょうか。つまり、現代社会において、お母さんが、安定した心で子育てに取り組むのは、非常に難しいというのが現実です。

今のお母さんは、子どもと向き合って、子どもと過ごす時間を楽しむような『余裕』がありません。実際、当協会のスタッフの中にも、働くママが何人かいます。先日ちょうど、そのうちの一人のスタッフが、ミーティングの際に、自らの子育てについて話してくれました。「かつて、自分は『イイお母さん』『子育てに充実しているママ』を演じて、周りからもそう言われて、ますます頑張ってそれを演じるようになり、子どもとの時間なんて全く楽しめないギリギリの状態だった。最後は心が折れそうになり、精神科へ相談にも行った。」というのです。すると、今度は、別のスタッフも「実は私も・・・」と言って話をしてくれました。するとまた別のスタッフが「私の時は・・・」と話し出す。結局、みんな切羽詰って、ギリギリの状態で子育てをしていたのです。

そして、確信しました。いかに多くのお母さんたちが、母である自分を窮屈に思い、子育てに悩み、子育てを楽しめない自分に苦しみ、心が折れそうになっているのか。これはもはや心的問題、つまり心の病であり、現代のママなら、誰しもそうなり得ることを示唆しています。精神科医の岡田尊司氏が、「母という病」と表現したものは、それほど身近に横たわる時代になっているということでしょう。 さて、この状況に対して、マインドフルネスが出来ることは、たった一つです。しかし、その一つのことが、子育てにもたらす良い影響は、私たちの想像を超えると断言できます。

その一つの事とは何か?

『余裕』。

マインドフルネスは、子育てをするママの心に余裕を作ります。「なんだ!大そうなことを言っていたわりに、得られるのはただの『余裕』か!」という声が聞こえてきそうです。しかし現代において、この『余裕』を得ることは、至難の業であり、これを得ることは、人生を幸せに生きる鍵と言っても過言ではありません。それほどに重要であり、得難いものです。

想像してみてください。心の余裕は、子育てを楽しむ原動力となります。心の余裕は、悩みを減らし、不安を解消します。そして、心の安定、心の充実を生み出します。現代のママたちにとって、マインドフルネスによって得られるこの『余裕』が、子どもに与える良い影響は、計り知れません。子育て環境が、飛躍的に向上するのが目に見えます。

ところで、マインドフルネスによって、ある日突然、何かが劇的にかわることはありません。むしろ、日々の変化は感じないでしょう。1週間、1か月、と時を重ねたとき、ふと振り返ってみて、気が付いたら、状況が良くなっていた。1年経って振り返ったら、想像できないくらい幸せで満たされた状況(まさにマインドフル)になっていた、というようなものです。

こういうのが良いのです。

子育てにおいて、劇薬はご法度です。「昨日と違う私になる」などというのは、子育てを歪んだ方向に導く原因となりかねません。子育ては、毎日の営みであり、親にとっては、一日一日の小さな成長の積み重ねです。

マインドフルネスは、親として進むべき道を選び、子どもにとって良い方向を探る上で、正しいか正しくないかではなく、満足し、充実している選択をするために、人間が持っている叡智そのものだと、私は解釈しています。

この叡智をまずは、自分自身の心の余裕ために。そして、私たちの周りにいるお母さんに。そして、私たちの家族、おばあちゃん、おじいちゃん、職場の仲間に。そうして、みんなの心に『余裕』が生まれた時、子育て環境は、驚くほど充実して豊かなものになっているのではないでしょうか。「子育てマインドフルネス」は、そのための私たちの生き方の指針のようなものだと思います。

今年のスキルアップ講座は、「子育てマインドフルネス」。一緒に学び、人生に活用しましょう!

2日目 シンポジウム

東京会場
【対談企画】子育てにおけるマインドフルネスの可能性とは?

子育てという究極の他者愛に基づく利他精神において、マインドフルネスはどう機能するのか

子育てというのは、人間の活動の中では、ある種特殊な営みと言えるのではないでしょうか。われわれは、多くのことを、自分のために行います。そんなわれわれも、子育てにおいては、「自分」という存在を離れ、「わが子」のために行います。そこには、やらされ感や強制感はなく、ごく自然に、純粋に、わが子の幸せを自分の幸せと同化します。子育てにおいて、親は純粋に「わが子」という他者のことを思い、自分のことを差し置いても、その幸せを心から願います。

厳しい精神修行をしなくても、悟りの境地に達していなくとも、高い学識を身に付けていなくとも、親は、当たり前にわが子の幸せを心から純粋な気持ちで願います。それは、人間として、自然な姿であり、太古の昔から人間の営みとして続いてきたことです。

(現代は、これが自然に出来ない親が増えていることは問題なのですが、ここでは、自然の原理原則として、こういうことにしておきます。)

子育てにおける親の「純粋な思い」、わが子のためという「純粋な利他精神」が、マインドフルネスと出会った時、その効用は、特別なものがあるのではないかと私は考えるのです。 自分の利益ではなく、他者の利益に向かっているからこそ、マインドフルネスに取り組んだ時の心のありようは、より純粋であり、満ち足りたもの、言い換えれば「真のマインドフルネス」の状態になるのではないかと思うのです。この対談では、子育てにおけるマインドフルネスの可能性を、マインドフルネスの背景を成す専門家と語り尽くしてみたいと思います。

大阪会場
【全員参加型ディスカッション】子育てにおけるマインドフルネスへの期待

東京会場で行われた対談の要諦を動画で観て、それを基に、対話型のディスカッションを展開します。参加者ひとり一人が、対談を聞いてどう思ったか、何を感じたのか、そして、現場を思い浮かべて、ママたちの心をどのように癒してあげられるのか、あるいは、どんなことが妨げとなるのか、といったことを会場一丸となって話し合いたいと思います。

東京会場の対談も観て、話もできて、ある意味一粒で二度美味しいと言えます。大阪会場ならではの、一体感のある場の中で、「マインドフルネス」をネタに、思いの交換をしましょう。


優秀実践者の「生の声」と「体験談」は、「明日の自分」を見せてくれる

今年も、いろいろな現場の、さまざまな立場の方々が、優秀実践者として発表してくださいます。みなさんご自身の活動にそのまま重ね合わせることができる発表があったり、明日から使えるヒントを持ち帰ったり、一歩を踏み出す勇気をもらったり、やりがいを発見できたり、皆さんの活動を後押しする何かが、きっと得られます。

発表者の方たちも、みなさんと同様、最初は不安を抱えながら、ひっそりと、最初の一歩を踏み出しました。そこから、それぞれの物語が動き出し、現在に至っています。そして、これからも、物語は続いてゆきます。そんな方たちの物語を聴くことは、みなさんのヒントとなり、刺激となり、モチベーションとなることと思います。

新たな出会い、同期や講師との再会、全国大会の醍醐味「会うコミュニケーション」

目にも舌にも美味しい「3pmさんじ」さんのランチを食べながら、新しい仲間と語らい、一緒に学んだ仲間や教わった講師と思い出を語る場。それがランチ・ミーティング、全国大会の醍醐味の一つです。毎年ここから、勉強会や、コラボ企画が生まれたり、新しい仲間との交流が広がっています。今年は、どんなことが始まるのでしょうか!

昨年の大阪で大好評だった「スーパービジョン」!その場で、問題の本質を捉え、解決の方向性を、参加者全員で探るライブ感が魅力!

毎年、グループワークを行っているのですが、今年は少し趣向を変えたチャレンジングな試みを予定しています。それが「スーパービジョン」。昨年の全国大会・大阪会場で試験的に取り入れてみたところ、非常に好評で、アンケートでも、多くの方から「役に立った!」という感想をいただきました。

そこで今年は、東京・大阪の両会場で、スーパービジョンを行います。グループごとに、現在抱える問題(問題の種類は問いません)を挙げます。スーパーバイザーは、その問題の本質を探り、会場全員に働きかけながら、ライブで問題解決の方向性を見つけます。

スーパービジョンでは、他の参加者からの先行事例を発掘し、他業界からの意見や経験を聞き、さらにスーパーバイザーの知見や解釈を通して、現場で即活用できる答えや策を得ることができます。その過程で起こるライブのやりとりが、スーパービジョンの醍醐味です。

スーパーバイザーは、当協会代表の廣島が務めます。

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受講料/参加費

1日目:子育てマインドフルネス・インストラクター講座

東京:10/20(土)
大阪:11/10(土)

【正規受講費用】
受 講 料:185,760円(税込)

48%OFF

【0期 特別受講費用】
受 講 料:97,200円(税込)

※ 資格申請時に、認定申請料10,800円が別途必要となります。


2日目シンポジウム(一般参加費10,800円)に無料ご招待

2日目:シンポジウムのみ参加

東京:10/21(日)
大阪:11/11(日)

一般参加費:10,800円(税込) 特別参加費: 3,240円(税込)

お申込み

東京会場
2018年10月20日(土)10月21日(日)

<アクセス>
■「ときわ台駅」北口より、
「赤羽駅西口行き」に乗車
バス停「前野小学校」にて下車
■JR「赤羽駅」西口より
「ときわ台駅行き」に乗車
「前野小学校」にて下車後、徒歩1分

大阪会場
2018年11月10日(土)11日(日)

<アクセス>
■阪急「梅田駅」茶屋町口より徒歩5分
■地下鉄「中津駅」4番出口より徒歩5分
■JR「大阪駅」より徒歩10分
■地下鉄「梅田駅」より徒歩10分

最近、全国的にホテルの予約が取りにくくなっております。昨年もお部屋がとれず、困られた方が多くいらっしゃいました。ご宿泊予定の方は、お早目にご宿泊先予約されることをおすすめ致します。 ご宿泊先のご案内はこちら

全国大会2日目「シンポジウム」には、ご同僚、ご友人をお誘いいただけます。

当協会のインストラクター、育児セラピストの皆様の、職場のご同僚やご友人も、全国大会2日目のシンポジウムに、一緒にご参加いただくことが出来ます。
その際、通常、一般参加者の方の参加費は「10,800円(税込)」でございますが、皆さまの同伴者の方には、特別に、受講生特別参加費「 3,240円(税込)」で、ご参加いただくことができます!
もし皆さまの周りで、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非ご一緒にご来場くださいませ。お申込みご希望の場合は、下記まで、「ご紹介者様のお名前・お電話番号」「同伴者様のお名前・お住まいの都道府県」をご連絡くださいませ。

お電話:052-265-6526(平日9:00〜18:00)
メール:info@naik.jp

全国大会について、よくいただくご質問をまとめました。
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