教育を考えずには子育てできない時代

こんにちは、日本アタッチメント育児協会の廣島です。

全国大会もいよいよ来月に迫ってきました。今年の全国大会スキルアップ講座は、前回お知らせしたとおり「プレスクール・あそび発達」をリリースします。

今回、プレスクール期のあそび発達のカリキュラムに着手したのは、いよいよ「子育ては、教育の文脈なしには成立しない」という時代背景を確信したからです。幼児教育は、低年齢化が進み、子どもを教室に通わせたり、習い事をさせたりするのは、当たり前になりました。もはや「子どもは、遊ぶのが仕事」という時代ではなくなってきています。

一方で、乳児期、幼児期、児童期といった就学前の年齢の子どもにとって、教育というのは「諸刃の剣」の側面を持ちます。うまく教育を子育てに取り入れてあげれば、豊かな人格形成と能力形成を導くことが出来て、子どもの将来の可能性を格段に拡げてあげることが出来ます。

しかし、やり方を間違えると、子どもの自己肯定感を阻み、知的好奇心の芽を摘んでしまうだけでなく、この時期の子どもの発達課題である「自主性」の育みを妨げてしまいます。その結果、幼児教育などしないで自由に遊ばせていた方が、子どもにとって良かった、ということが起きてきます。

それだけでなく、「自主性」の発達課題をしくじると、小学校に入ってからの発達課題である「勤勉性」に移行できず、対立要素となる「劣等感」を植え付け落ちこぼれて行ってしまいます。しかも怖いのは、その結果は、10年、15年経たないと見えてこないことです。

多くの親たちは、こうした「諸刃の剣の側面」を知ることなく、「みんながやっているから」という理由で、あるいは、「子どもに少しでも良い教育を与えてあげたい」という思いで、子どもを教室に通わせます。こうした背景の中、『本当に必要な幼児教育』に向き合ったのが「あそび発達」です。

言い換えれば、親にとっても、子どもにとっても、幼児教育の「良い側面」を享受できるメソッドです。そのためには、子どものために必要な体験ができる「あそび」のプログラムと、親や教育者が、その意味や役割を理解するための「知識と理論」の両方が備わっている必要があります。それが、「あそび発達」の理念です。今回リリースするのは、この「あそび発達」のメソッドの3歳から6歳を対象にした「プレスクール・あそび発達」です。

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