トータルアタッチメント・ケア(TAC)
アタッチメント・ベビーマッサージ 講習会開催のお知らせ
日程2008年1月30日(水)13:00~15:00
開催地:名古屋
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ベビーマッサージ は、今やマタニティ・ママや子育てママにとっては、とても馴染みのあるものではないかと思います。中には、すでにベビーマッサージに取り組んでいらっしゃる方も多いのではないかと思います。
ところで、ベビーマッサージの一体何がいいのでしょうか? こんなことを言うと、「何を言ってるの!」と叱られそうですね。 でも、ベビーマッサージの大事な目的を理解して、それを意識して取り組まれているお母さんは、非常に少ないように思います。 と言いますのも、ベビーマッサージが一般に認知されるようになってくる一方で、ベビーマッサージが、単なる「赤ちゃんをマッサージする行為」で終わってしまって、オイルの効能やマッサージ効果の効能ばかりがクローズアップされている、という現実があるからです。極端なケースでは、ベビーマッサージをアトピーや皮膚の敏感な赤ちゃんの肌ケアのように扱っているケースを目にすることもあります。 ベビーマッサージは、1950年代に、マルセル・ガーバー博士がウガンダで伝統的に行われていた赤ちゃんをマッサージする習慣を調査したことにさかのぼることができます。当時の西欧社会では、アフリカは遅れた未開社会だと思われていたのですが、彼女はそこで洗練された賢い子どもたちに出会ったのです。この調査・研究の結果、アメリカの赤ちゃんに比べて、ウガンダの赤ちゃんの脳神経系の発達が早いことがわかりました。とても興味深いですよね。そんなウガンダの育児方をご紹介しましょう。
ウガンダでは、こうしたふれあいを通して、母親は赤ちゃんの求めているものを、赤ちゃんが泣き出す前に察します。おしっこやウンチの前にそれと察して処理してしまうので、オムツや衣服を濡らすこともないそうです。そして、親子の絆が固く、お母さんとの一体感で情緒が安定し、しっかりとした心が育まれます。 その後、フランスでも精神科医で産科医のルボワイエ博士が、インドの出産方法や育児法を調査して、子どもを健やかに育てる鍵として、1970年代にインドのベビーマッサージを欧米に紹介し、注目を集めました。こうした流れの中で、欧米の学者によって研究されメソッド化されたものがベビーマッサージやインファントマッサージ、タッチケアなどと呼ばれ、普及してきました。
こうした研究の中で、注目されたことは、マッサージ効果やオイルの効能ではありません。ベビーマッサージを通して、母親と赤ちゃんの良好な愛着関係(絆)が形成されるということと、赤ちゃんの発達との関連性でした。 こうした母子の関係性を、発達心理学では「アタッチメント(愛着関係)」と言います。アタッチメント形成がうまく言っている状態と言うのが、まさに、ウガンダで伝統的に行われていた子育て法による母子関係なのです。 つまり、ベビーマッサージの本来の研究目的に立ち返れば、「良好な母子関係と家族関係を作る鍵」であり、「脳神経系の発達を促す営み」と言うことになります。そして、これらは、「アタッチメント形成」による恩恵であるということまで、現在ではわかってきています。ベビーマッサージというのは、アタッチメント形成のための営みのひとつであると言えるのです。 ここで、最初の問いかけに戻ってみたいと思います。ベビーマッサージの大事な目的とは、こうした背景を考えると、それはアタッチメントではないかと考えます。 わたしは、これまでにアタッチメント理論や発達心理学を勉強し、乳幼児の「遊びと発達」を研究し、多くの乳児期の赤ちゃんの親の話を聞いてきました。そして、自らも子育てに、妻と同じくらい深く関わってきました。そうした経験と知識から、いまは、子育てを通して親が出来ることについて、こんな結論を抱いています。 アタッチメント形成が円滑に行われた母子関係によって、家族関係が安定した環境で育った子どもは、情緒や感受性において安定しており、能力や学力においても豊かな子どもに育ちます。 ひところの学力偏重主義における意味での頭がいいとか、教育における勉強が出来るということではなく、情緒的に安定していて、バランスがとれていて、なおかつ想像力、論理構築力、問題解決力に優れている、ということです。 そして、アタッチメント形成を最も重要視して、発達心理学をベビーマッサージに応用して、メソッド化したのが・・・ アタッチメント・ベビーマッサージ です。 |
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