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ベビースリングと目的

ベビースリングインターナショナル会議が、シカゴで行われたので参加しました。日本からは、北極しろくま堂のオーナー園田さんが参加され、日本の抱っこ(おんぶ)の歴史や、日本の抱っこ紐などを講義されました。

ベビースリングは、現在ではよく見かけるようになったと思います。園田さんとお話させていただいたのですが、持っていない人はいないのでは?というぐらいの勢いが日本にはあるようです。

でも、私たちが懸念しているのはファッションとしての取り込みでベビースリングが使用されてしまっているのではないかと言うこと。日本はファッション大国なうえに、横ならえの国。一人がすればみんなする。確かに便利と言えば便利だし、他の人がベビースリングをしているのを見て誘発されても仕方ありません。

いちいちベビーカーに乗せる手間を考えると、さっと赤ちゃんを肌身につけるのは簡単極まりないし、なんだかとてもおシャレに見えたりもします。

本来は、レボーゾ(南米の織物で作られたスリング)をアメリカに持ち込んだバーバラさんがおっしゃっていたように、ずっと抱っこをして肌身離さず赤ちゃんといて、赤ちゃんが必要なときに母乳を飲み、飲み終われば寝るということを繰り返すために使用されています。いまでも、アフリカや南米などではそうやって使用されているのだと思います。

そして、そうやって育った赤ちゃんがとても穏やかで不必要に泣かないことに、他国(イギリスやアメリカ)から訪れた人々は驚き、調査した結果がベビースリングの赤ちゃんに対する利点となるわけです。

気づかれましたか?便利は便利でも理由が違います。

本来は、赤ちゃんが母乳を飲みたいときに飲んで、寝るために使われていました。そのための便利性。お母さんが働いていても、ベビースリングに入っていればいつもお母さんと一緒です。

最近は、お母さん側の便利性のために使用されているような気がします。(でも、私もその一人かもしれません。)

仮にそうだとしても、他の人にベビースリングをする意図を聞かれたときには「赤ちゃんにとってよいものなんですよ」と胸を張って言えるよう、正しい知識をゲットしておいてくださいね。

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